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台湾UMC、三重富士通セミコンダクターの全株式を取得し子会社化

 富士通セミコンダクター株式会社(FSL)は6月29日、台湾United Microelectronics(UMC)が、三重富士通セミコンダクター株式会社(MIFS)の全株式を取得することを発表した。

 MIFSは、FSLとUMC両社による合弁運営の300mm半導体製造会社で、今回FSLの保有する84.1%のMIFS株式を、UMCへ譲渡することで、MIFSは100%子会社としてUMCに加わることになる。株式の譲渡額は約576億円で、譲渡完了は2019年1月1日を予定する。

 株式譲渡後の新社名や商流については今後決定する予定としているが、MIFSの顧客向けの商流は、当面現状の体制で継続される予定。