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Xiaomi、LTE通信に対応したSnapdragon 660搭載の8型タブレット

Mi Pad 4

 Xiaomiは24日(中国時間)、SoCにSnapdragon 660を搭載した8型タブレット「Mi Pad 4」を発表した。ラインナップおよび価格は、3GB+32GB/Wi-Fiモデルが1,099人民元(約19,000円)、4GB+64GB/Wi-Fiモデルが1,399人民元(約24,000円)、4GB+64GB/LTEモデルが1,499人民元(約26,000円)。

 同社のタブレット製品として初のLTE対応を果たした。また、液晶ディスプレイ従来の4:3の7.9型から16:10の8型となり、画面占有率は6%向上した82.2%となった。本体の横幅を120.3mmに抑え、片手でつかめる大きさとした。

 発表の中継ではとくに謳われていなかったが、写真を見る限り、四隅が丸められたディスプレイとなっている。スマートフォンではすでにメジャーとなっているが、タブレット製品としては珍しい。

 ナビゲーションボタンを省略し、ジェスチャでさまざまな操作が可能。バッテリは6,000mAhで、最長30日間のスタンバイを謳う。また、AIにより顔認証技術を搭載し、指紋センサーの搭載を不要とした。

 SoCにはSnapdragon 660(2.2GHz、Adreno 512 GPU)を搭載し、主流の3Dゲームをプレイできる性能を確保。ゲームモードも備え、リソースの適切な配分、通知の停止、ジェスチャ誤操作防止機能などが利用できる。

 液晶は1,920×1,200ドット表示対応で、画素密度は283ppi、コントラスト比は1,200:1。インターフェイスは、背面1,300万画素/前面が500万画素カメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、USB Type-C、音声入出力などを搭載する。

 対応バンドはFDD-LTEが1/3/5/7/8、TDD-LTEが34/38/39/40/41。センサーはジャイロ、加速度、環境光、ホールなどで、LTE版はGPS/AGPS/GLONASS/Beidouおよび電子コンパスも備える。

 本体サイズは120.3×200.2×7.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は342.5g。本体色はブラックまたはゴールド。

低価格なノッチディスプレイスマホも

Redmi 6 Pro

 また、同時にエントリー向けのスマートフォン「Redmi 6 Pro」も発表した。ラインナップおよび価格は3GB+32GBモデルが999人民元(約17,000円)、4GB+32GBモデルが1,199人民元(約21,000円)、4GB+64GBモデルが1,299人民元(約22,000円)。

 エントリーモデルながら、2,280×1,080ドット表示対応の5.84型ノッチディスプレイを採用。また、1,200万画素+500万画素のデュアルカメラ、AIによる顔認証技術、デュアルSIM/デュアルスタンバイ、4,000mAhの大容量バッテリなどが特徴。

 SoCはSnapdragon 625(2GHz、Adreno 506 GPU内蔵)。インターフェイスは、IEEE 802.11a/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Micro USB、音声入出力などを搭載する。

 対応バンドはFDD-LTEが1/3/5/7/8、TDD-LTEが34/38/39/40/41、TD-SCDMAが34/39、WCDMAが1/2/58、CDMA1X/EVDOがBC0、GSMが2/3/5/8。センサーはジャイロ、加速度、近接、電子コンパス、赤外線、環境光、GPS/AGPS/GLONASS/Beidouなど。

 本体サイズは71.68×149.33×8.75mm(同)、重量は178g。本体色はレッド、ピンク、ブルー、ゴールド、ブラックの5種類が用意される。