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ゲーム内でフレームレートを表示できるようになったWindows 10 Insider Preview Build 17692

ゲームバーの強化

 米Microsoftは14日(現地時間)、Windows 10インサイダープログラムでSkip AheadとFast ringを選択したユーザー向けにBuild 17692(RS5)の配信を開始した。

 最大のトピックは、オンスクリーンキーボードに「SwiftKey」を導入した点で、キーボードの上でスペルの順番どおりになるよう、指一本でなぞるだけで単語を入力できる。ただし現時点では英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語およびロシア語のみのサポートで、日本語はサポートされない。

SwiftKey

 もう1つ特徴的なのは、ディスプレイのDPI設定で「すべてを拡大」できるようになった点。これによりシステム、Win32アプリ、UWPアプリのすべてのフォントが指定した大きさとなる。

すべてのテキストサイズを変更

 ゲーム内で起動できるゲームバーも強化され、デフォルトの音声出力を選択したり、ゲームや起動中の音量を調節できるようになった。さらに、ゲームのフレームレートやCPU使用率、GPUのVRAM使用率、システムメモリの使用率などもグラフィカルに表示するようになった。バックグラウンドのプロセスを制御し、演算性能をゲームに回すゲームモード機能も強化した。

 このほか、検索でソフトウェアの公式ダウンロードページへのリンクが用意されるようになった。Windows Mixed RealityではオーディオのストリームをヘッドセットとPCスピーカーの両方に流れるよう改善され、ナレーターの機能が強化といった改善点も含まれている。