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ファーウェイ、スマホベストセラーの後継「P20 lite」を15日に発売

P20 lite

 華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、SIMロックフリースマートフォンのベストセラーとなった「P10 lite」の後継モデル「P20 lite」を15日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は31,980円前後の見込み。

 BCN調査によれば、2017年6月~2018年5月で日本でもっとも売れたAndroidスマートフォンがP10 lite(1機種に限定した場合)であった。P10 liteは3万円前後という価格、そして高い質感と高いカメラ画質などで好評を得ている機種だ。今回投入されるP20 liteはその後継となる。

 おもな強化点は、SoCがKirin 658からKirin 659に、メモリが3GBから4GBに、OSがAndroid 7.0ベースのEMUI 5.1からAndroid 8.0ベースのEMUI 8.0に、そしてカメラが背面シングルから背面デュアルになっている点などが挙げられる。ストレージはUQ版およびSIMロックフリー版が32GB、au版が64GB。

 ディスプレイも、1,920×1,080ドット表示対応5.2型から2,280×1,080ドット表示対応5.84型に大型化。画面上部にスピーカーやカメラなどを格納する切り欠きが入った“ノッチディスプレイ”となり、画面占有率を引き上げた。

 背面カメラはデュアル化により、深度計測が可能となり、対象物以外のボケを大きくする「ポートレート」モードや、撮影後にピント合わせが可能な「ワイドアパーチャ」機能を搭載。前面カメラは1,600万画素で、4つの画素を1つとして扱い受光感度を高めた「ライトフュージョン」技術も備える。

 インターフェイスはIEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、USB Type-C、3.5mmミニジャックなどを搭載。WWANは4G LTEおよびWiMAX 2+に対応し、通信速度は受信が最大225Mbps、送信が最大25Mbps。

 バッテリは3,000mAhで、9V/2Aの急速充電をサポート。本体サイズは約71.2×148.6×7.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約145g。本体色は、クラインブルー、サクラピンク、ミッドナイトブラックの3種類が用意される。

P10 lite
ノッチは最小限となっている
本体は7.4mmと薄型
ついに端子はUSB Type-Cになった
3種類の本体色が用意される
代表的なクラインブルーモデル。光が当たると複雑な文様が浮かび上がる
デュアルレンズカメラを採用
OSはAndroid 8.0ベースのEMUI 8.0
P10 liteは過去1年間日本でもっとも売れたAndroidスマートフォン
2,280×1,080ドット表示対応の5.84型ディスプレイ
部品を小型化し、ノッチを最小限に抑えた
iPhone Xよりも画面面積が広いという
iPhone Xより薄型軽量な筐体を実現
片手でも操作しやすいサイズ
前面カメラの4in1ライトフュージョン
背面のデュアルレンズカメラ
ワイドアパーチャ機能により、撮影後にピントを変更可能
Kirin 659プロセッサを搭載
9V/2Aの急速充電をサポート
EMUI 8.0の改善
おもな仕様