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ASUS、Gemini Lake搭載の手のひらデスクトップ「PN40」

 ASUSは、2018 Japan IT Week春に出展し、日本未発売の手のひらデスクトップPC「Mini PC PN40」やプロ向けのHDR液晶「PA27AC」を展示した。

 PN40は新設計の筐体を採用した手のひらデスクトップPCで、本体サイズは115×115×49mm(幅×奥行き×高さ)となっている。SoCにはGemini Lakeで知られるCeleron N4000(2コア、1.1GHz~2.6GHz)を採用している。

 特徴はスライディング式のケースで、M.2 SSDやSO-DIMMメモリの増設が容易な点。標準で4GBメモリを搭載するが、最大8GBまで増設可能。ストレージはオンボードの32GB/64GB eMMCまたはM.2 2280 SSD(排他)を搭載するほか、SATAの2.5インチHDDも搭載可能となっている。

 インターフェイスはUSB 3.1×4(うち1基はType-C)、USB 2.0、HDMI出力、Mini DisplayPort、ミニD-Sub15ピン(シリアルポートに変更可能)、Gigabit Ethernet、音声入出力を備える。重量は2.5インチHDD込みで0.7kgだ。

PA27AC

 一方でPA27ACは、2,560×1,440ドット表示/HDR10対応の27型IPS液晶ディスプレイとなる。こちらは6月頃の発売を予定している。

 同社はフラグシップとして「PA32UC」を投入済みだが、価格が30万円超と高価格帯なのと、一部ユーザーからは32型ではやや大きい、4K解像度までは不要といった声を反映して投入するモデルとなる。

 PA32UCでは384分割のローカルディミングに対応するが、PA27ACでは分割数を抑えている。また、色域もsRGB 100%、輝度は400cd/平方mに抑えられている。インターフェイスはHDMI×3(うち1基はMHL 3.0対応)だ。