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MSI、5台の電源を連動でき18枚のビデオカードが挿さるマイニング向けマザー
2018年4月9日 15:24
MSIは、Intel B360チップセットを搭載した仮想通貨マイニング向けマザーボード「B360-F PRO」を10日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は25,980円前後の見込み。
PCI Express 3.0 x16スロット1本に加え、PCI Express 2.0 x1スロットを17本搭載し、マイニング向けに複数のビデオカードを接続するのに好適という。各スロットのビデオカードに安定した電源供給ができるよう、3つのペリフェラル4ピンコネクタによる電源供給に加え、各スロットの横にデカップリングコンデンサを搭載した。
また、複数のビデオカードの電源供給用に、マザーボード上のメイン用24ピン電源コネクタの横に、同期用のコネクタを搭載。パッケージに同梱された4ピンアダプタを利用すれば、さらに4台のATX電源を接続して同期できる「Power Sync」機能をサポートする。
連続マイニングのシステム管理を容易にするために、背面のI/Oパネル部にブート時にエラー箇所を特定できる「EZ Debug LED」を備えるほか、PCI Expressスロットの横にもビデオカードの状態を確認できる「Mining LED」を装備。BIOSでもビデオカードの接続状況を管理できるようにした。
CPUはCoffee Lake世代に対応し、メモリスロットはDDR4×2、最大速度は2,666MHz。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×4。背面インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。
このほか、チップセットをIntel H310に変更し、PCI Express 2.0 x1スロットを12本に減らした「H310-F PRO」も同時発売する。税別店頭予想価格は22,580円前後の見込み。
