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マウスコンピューター、長野とタイアップして信州フォトコンテスト開催
~長野を観光して長野の自然や食の写真を投稿
2018年3月20日 20:45
株式会社マウスコンピューターは、「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」フォトコンテスト春を開催。長野で撮影された写真を募集し、入賞作品に賞品を提供する。20日にその発表会が長野で開催された。
同社は長野県飯山市に製造拠点を構えていることから、2017年にもインプレスが運営する写真投稿・共有サイト「GANREF(ガンレフ)」と共同で、飯山市を題材としたフォトコンテストを実施した。今回は、長野県観光部とタイアップし、信州キャンペーン実行委員会と共催のかたちで、対象となる撮影箇所を長野県全域に拡大し、より大規模に実施することとなった。
募集期間は3月26日~5月21日で、テーマは「癒し」「アウトドア」、「歴史・文化」、「食」の4つ。このテーマにそって、期間内に長野県で撮影された写真(携帯電話/スマートフォンで撮影したものは対象外)が対象。GANREFの特設サイトから投稿する。
部門ごとに、グランプリ賞(各1名)「10.1型Windows 10 2in1」、準グランプリ賞(各2名)「28型iiyama液晶ディスプレイ」、入選賞(各5名)「長野県名産品詰め合わせ(3千円相当)」が贈られる。また、入賞作品は、長野県・信州キャンペーンのPR素材、マウスコンピューターのスクリーンセーバーに収録され、長野県庁にも掲示される予定。
結果発表は6月下旬で、審査委員は、マウスコンピューター代表取締役社長の小松永門氏、長野県観光部部長の熊谷晃氏のほか、長野県生まれの写真家である小林紀晴氏、秦達夫氏が務める。
長野県では、「信州デスティネーションキャンペーン」として2017年夏に観光キャンペーンを実施。今夏もその取り組みを継続するが、今回のフォトコンテストはその特別連企画として位置づけられる。
長野県観光部部長の熊谷氏によると、2017年は長雨の影響で思うようにいかなかった反省点を踏まえ、今年は食など自然環境だけに頼らないかたちで観光キャンペーンを改善する。また、海外からの観光客増を狙い、プロモーションを紙からWebへデジタル化したり、観光情報と交通情報を一元化した「信州ナビ」アプリを提供するなど、手法を洗練化させていくという。
審査委員の秦氏も発表会に登壇し、「長野は南北に長いことから、このシーズンは桜と雪を同時に楽しめるなど、気候が魅力の1つ。伝統文化が継承されている一方で、北陸新幹線や中央道のような新しい交通技術も展開されるなどユニークな都市」と紹介。
また、「風光明媚な景色もいいが、そこに住む実直な人々もおもしろく、自分でも、ものづくりをしている人の手のクローズアップなど、スナップ写真からは浮かび上がらない写真を撮ってきた。今回のコンテストでは、名作を撮ろうと力まず、自分が旅を楽しんだことが伝わる写真を撮ってきてほしい」と語った。
マウスコンピューターの小松社長は、自身も軽井沢に自宅を構える。取材に対し、フォトコンテストにあたっては、菜の花が一面に広がる飯山市の「菜の花祭り」や、野生の猿が温泉に入るところを見られる「地獄谷野猿公苑」、上高地などがうってつけの場所の1つだとコメント。
今回のフォトコンテストは「春」の文字がつけられているが、小松社長は、信州デスティネーションキャンペーンの本番である夏に向けても、別途フォトコンテストを実施していきたいとしている。