ニュース
マウス、CP+でCore i7-8700とGeForce GTX 1080を搭載したクリエイターPCなどを展示
2018年3月1日 16:11
マウスコンピューター
マウスコンピューターのブースでは、クリエイター向けの「DAIV」シリーズを前面に押し出し展示している。
なかでも注目は、2月22日に発表された17.3型ノート「DAIV-NG7620S1-SH5」だ。ノートPCではあるが、6コア/12スレッドのCPUであるCore i7-8700(3.2GHz)や、ハイエンドGPUのGeForce GTX 1080(8GB)を搭載しており、デスクトップ顔負けのスペックを誇っている。
また、3,840×2,160ドット表示対応でAdobe RGB比100%の17.3型液晶や、UHS-II対応のSDカードリーダを搭載しており、写真の取り込みから編集までを難なくこなせる。
BTOでは、最大64GBまでのメモリ、デュアルM.2+デュアル2.5インチストレージも選択可能で、まさに現時点で考えうる最高スペックのクリエイター向けノートPCとなっている。
製品のターゲットは、編集時間を節約したり、外出先ですぐに写真をアウトプットしなければならないプロの写真家、モバイルしやすい展示会などのデモ機などとされており、プロ業務において威力を発揮する製品となっている。
ブースではこのほかデスクトップモデルの展示や、プロ写真家のセミナーなども予定されている。
EIZO
EIZOは今回新しい製品の展示こそなかったものの、同社のプロ向け液晶ディスプレイ「ColorEdge」に付属するカラーマッチングソフト「Quick Color Match」のアップデートを謳っている。
これまでこのソフトはキヤノンとエプソンの純正用紙13種類のみ対応していたのだが、2月15日にリリースされたバージョンでは新たにイルフォード(代理店:ジェットグラフ)とピクトリコ両社の13種類の用紙に対応。使い勝手より幅広い作品作りが可能になったとしている。
ブースではこのほかにプロ写真家によるトークショーやセミナーも実施される予定。ちなみに3月1日と3月2日の2日間のみとなるが、17時からの「EIZOモニターの裏側に迫る! EIZO技術特別講座」と題したプレゼンテーションを、マーケティング担当の梶川和之氏が行なう。一般には非公開のEIZOの石川県の工場の裏側も少し見られるとのことで、興味のある読者はぜひ足をお運びいただきたい。
なお3月1日~20日のあいだ、直販サイト「EIZOダイレクト」で新規にメルマガを登録すると、「ColorEdge CS2420」、高演色LED電気スタンド「Z80PRO2-EIZO」、液晶遮光フード、キヤノンのプロ向けプリンタ「PIXUS PRO-10S」またはエプソンのプロ向けプリンタ「SC-PX5VII」、そしてイルフォードとピクトリコの用紙が2名に当たるキャンペーンを実施する。
ベンキュー
ベンキュージャパンは、2月27日に発表された、Adobe RGBカバー率99%の24.1型WUXGA液晶「SW240」を展示した。本製品は3月24日発売で、いまは発売前の段階。現時点では2台しかないプロトタイプをCP+の会場に持ち込んだという。
16:10のWUXGA(1,920×1,200ドット)解像度も特徴だが、10bitパネルと14bit 3D LUT(ルックアップテーブル)の搭載により、sRGBとAdobe RGBの両色空間でDelta E≦2という高い色精度を実現しているのが特徴だ。
そのほかのおもな仕様は、表示色数が約10億7,000万色、応答速度が12ms(中間色5ms)、最大輝度250cd/平方m、視野角は上下/左右とも178度。入力インターフェイスは、Dual-Link DVI、HDMI 1.4、DisplayPort1.2。2ポートのUSB HubとSDカードリーダも備える。
ちなみに、3月1日18時~3月23日まで、Amazonで先行予約すれば最大10%オフとなるキャンペーンを実施している。