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修理拠点と同等品質の対応が行なえる直営店「ASUS Store Akasaka」

ASUS Store Akasaka

 ASUSは、国内初の直営店舗「ASUS Store Akasaka」を、東京・赤坂にて3月2日よりオープンする。

 店舗は東京都港区赤坂3-2-12 赤坂ノアビル1Fで、営業時間は10時~20時(最終受付19時、休業日は年末年始)。2月28日には、その正式オープン前に、報道向けに店舗が公開。本稿ではその模様をお伝えする。

 ASUS Store Akasakaでは、同社製品の展示と体験のほか、購入が可能となっており、ZenFoneなどのスマートフォン製品、ZenPadなどのタブレット、ZenBookシリーズなどモバイルノートPC、2in1、R.O.GブランドのゲーミングノートPCなどが展示されていた。

店内の様子
ノートPC製品
ZenFone
タブレット
ディスプレイやゲーミングノート

 製品だけでなく、PCやスマートフォンの関連アクセサリも販売しており、スマートフォンケースのほか、ノートPC用のACアダプタなども用意されていた。

 現時点では、スマートフォン向けにはZenFone 3以降のアクセサリが揃えられているが、将来的には、それ以前のケースなども集め、ワゴン売りなどの形で用意したいとのことだった。

PCアクセサリ
ACアダプタも用意
スマートフォンアクセサリ

ASUSとしても世界初の修理対応店舗

 本店舗の最大の特徴は、相談や製品サポートのほか、製品の修理対応が可能な点で、台湾など国外を含め、製品の販売と修理対応の両方の機能を備えている店舗は、同社初だという。

 店舗での修理対象となるのは、ノートPCの「ZenBookシリーズ」と「Tシリーズ」、2in1タブレット製品、ZenFoneシリーズ、ZenWatch。そのほかの製品についても受付に対応するが、店舗修理ではなく、国内の修理拠点での修理対応となる。

 修理やサポートを依頼する場合、基本的にユーザーはWebサイトで予約を行なってから来店することになる。予約がなくても対応は行なわれるが、予約済みのユーザーが優先的に対応される。

店頭で予約を確認して案内券を発行
カウンターより番号が呼び出される
予約時に故障内容などを記載できるため、スムーズな受付が可能
基本的にその場で修理内容に応じて見積もりが提示される(無償修理対象の場合は無償受付となる)
内容に問題がなければ控えを受け取り、修理が完了次第、端末を引き取れる。

 修理は、店舗内のバックヤードに設置された修理エリアで行なわれるが、修理内容は修理拠点と同等の内容になっている。

 修理エリアは台湾本社の監査を受けており、同社の設ける品質基準をクリア。機材なども修理拠点と同じもので、スタッフも修理拠点から移動してきたスタッフであるという。

 修理後の動作確認なども修理拠点と同等で、スマートフォンなら十数項目のチェックを経て返却される。そういった理由から、修理期間は原則3営業日となっているが、急ぎの要望などに対応するため、半日での修理対応も行なうという。修理拠点での修理対応の場合には、7営業日を目安としている。

 担当者によれば、将来的には、1時間で修理を完了させるクイック修理オプションも用意していきたいと語っていた。

修理エリア
バッテリ交換修理の様子
バッテリを取り外したZenFone

 修理対応のほか、有償オプションサービスとして、ノートPC/タブレット/ZenFone製品の初期設定サービス、各種ノートPCのクリーニングサービス、メモリの増設サービス、修理期間中の代替機の貸出サービス(ZenFone/タブレット)も用意されている。国外モデルで英語キーボードの用意されている製品については、キーボードの換装サービスも提供する。

 無償サービスとして、充電サービスや30分間操作説明を受けられるテクニカルサポート、店内のFree Wi-Fiなども受けられる。

サービス内容
IIJmioのZenFone 4カスタマイズモデルを購入するとカスタマイズできるオリジナルスマホケースをプレゼントするキャンペーンも
台湾東部地震の募金箱も設置。募金者にはステッカーをプレゼント