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モチーフを与えるだけで、そのスタイルに被写体を"変身"させるプログラム

~NVIDIAがGitHubで公開

合成例

 モチーフとなる写真と、スタイルを変換させたい写真を用意するだけで、元の写真にモチーフ写真のスタイルを適用した合成写真を作るプログラム「FastPhotoStyle」をNVIDIAがGitHubで公開している。

 合成例として紹介されている写真を観ると、昼間のルーブル美術館の写真に対して、灯りがついた黄昏時の家屋の写真をモチーフとして指定すると、黄昏時になかから灯りがこぼれ出るルーブル美術館の写真ができるという具合だ。そのほかの例を見ても、かなり高い精度で被写体や写真全体のイメージを認識しており、それを元に高い品質の新しい画像を創りだしている。

 プログラムの実行に必要な環境は、Ubuntu 16.04、CUDA 9.1、Python 2 from Anaconda2。