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第2世代Ryzen登場まで秒読み? ASRockとGIGABYTEが対応BIOSを公開
2018年2月8日 19:32
ASRockは5日、次世代CPUとみられる「RYZEN DESKTOP 2000」シリーズに対応するというAMD X370/B350/A320マザーボード用のBIOSを公開した。
次期のRyzenデスクトップ向けCPUに対応するためのBIOSで、BIOSバージョンは「4.x0」となる。更新のさいはRYZEN DESKTOP 2000シリーズ以外のCPUやAPUが必要となり、いったん「Bridge BIOS」と呼ばれるBIOSへ更新するため、2段階のBIOS更新作業が必要となる。
対応BIOSは下表のとおり(日本未発売製品含む)。
型番 | Bridge BIOSバージョン | RYZEN DESKTOP 2000シリーズ対応BIOSバージョン |
---|---|---|
X370 Killer SLI/ac | 3.50 | 4.50 |
X370 Killer SLI | 3.50 | 4.50 |
Fatal1ty X370 Gaming K4 | 3.50 | 4.50 |
Fatal1ty X370 Gaming X | 3.50 | 4.50 |
Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac | 3.60 | 4.40 |
AB350 Pro4 | 3.40 | 4.60 |
AB350M Pro4 | 3.40 | 4.50 |
AB350M | 3.20 | 4.40 |
Fatal1ty AB350 Gaming K4 | 3.40 | 4.60 |
Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac | 3.60 | 4.40 |
AB350M-HDV | 3.40 | 4.40 |
A320M Pro4 | 3.40 | 4.50 |
A320M-DGS | 3.40 | 4.40 |
A320M-HDV | 3.40 | 4.40 |
A320M | 3.20 | 4.40 |
X370 Taichi | 準備中(2月9日予定) | 準備中(2月9日予定) |
Fatal1ty X370 Professional Gaming | 準備中(2月9日予定) | 準備中(2月9日予定) |
更新するさいには、製品ページよりBIOSをダウンロードし、FAT32形式のUSBフラッシュメモリまたはHDDなどに保存、BIOS上の「Instant Flash」ツールから更新を行なう。
また、GIGABYTEも8日に、RyzenベースのAPU「Raven Ridge」、およびRYZEN DESKTOP 2000シリーズに対応したBIOSを発表。こちらはQ-Flashを用いて1回の更新で対応させることができる。
これらの作業は、手持ちのマザーボードのCPUをRYZEN DESKTOP 2000に載せ替えた場合に必要。ASRockは今後、対応済み製品については、パッケージに対応の旨を示すシールを貼付する予定としている。