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第2世代Ryzen登場まで秒読み? ASRockとGIGABYTEが対応BIOSを公開

 ASRockは5日、次世代CPUとみられる「RYZEN DESKTOP 2000」シリーズに対応するというAMD X370/B350/A320マザーボード用のBIOSを公開した。

 次期のRyzenデスクトップ向けCPUに対応するためのBIOSで、BIOSバージョンは「4.x0」となる。更新のさいはRYZEN DESKTOP 2000シリーズ以外のCPUやAPUが必要となり、いったん「Bridge BIOS」と呼ばれるBIOSへ更新するため、2段階のBIOS更新作業が必要となる。

 対応BIOSは下表のとおり(日本未発売製品含む)。

型番Bridge BIOSバージョンRYZEN DESKTOP 2000シリーズ対応BIOSバージョン
X370 Killer SLI/ac3.504.50
X370 Killer SLI3.504.50
Fatal1ty X370 Gaming K43.504.50
Fatal1ty X370 Gaming X3.504.50
Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac3.604.40
AB350 Pro43.404.60
AB350M Pro43.404.50
AB350M3.204.40
Fatal1ty AB350 Gaming K43.404.60
Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac3.604.40
AB350M-HDV3.404.40
A320M Pro43.404.50
A320M-DGS3.404.40
A320M-HDV3.404.40
A320M3.204.40
X370 Taichi準備中(2月9日予定)準備中(2月9日予定)
Fatal1ty X370 Professional Gaming準備中(2月9日予定)準備中(2月9日予定)

 更新するさいには、製品ページよりBIOSをダウンロードし、FAT32形式のUSBフラッシュメモリまたはHDDなどに保存、BIOS上の「Instant Flash」ツールから更新を行なう。

 また、GIGABYTEも8日に、RyzenベースのAPU「Raven Ridge」、およびRYZEN DESKTOP 2000シリーズに対応したBIOSを発表。こちらはQ-Flashを用いて1回の更新で対応させることができる。

 これらの作業は、手持ちのマザーボードのCPUをRYZEN DESKTOP 2000に載せ替えた場合に必要。ASRockは今後、対応済み製品については、パッケージに対応の旨を示すシールを貼付する予定としている。