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Seagate、初のAI処理特化型監視ビデオ録画用HDD
2017年10月30日 13:59
Seagateは28日(現地時間)、世界で初めてAI処理に特化した監視ビデオ録画用HDD「SkyHawk AI」を発表した。容量ラインナップは10TBと8TBの2種類で、米国での推奨小売価格はそれぞれ449.99ドル、349.99ドル。
監視ビデオ録画用のハードウェア市場は隆起しつつあるが、監視ビデオを録画するだけでなく、深層学習や機械学習を通してそれらのビデオを処理する人工知能(AI処理)も重要になってくる。
AIを利用した監視ビデオの解析には、高いスループットや低レイテンシ、優れたランダムリード性能を持つストレージが求められるが、SkyHawk AIはこの処理に特化した性能を備えるという。
また、独自の「ImagePerfect AI」ファームウェアにより、高精細ビデオの録画をフレームドロップなしで記録する。
フォームファクタは3.5インチで、最大64台のカメラに対応。インターフェイスはSATA 6Gbpsで、キャッシュは256MB、最大転送速度は214MB/s。平均故障間隔は200万時間、作業負荷率は550TB/年。保証は5年。