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Synology、CPUがクロックアップした個人向けNAS「DS218j」
~クアッドコアになった「DS218play」と「DS118」も
2017年10月27日 12:18
Synologyは27日、個人向けNASベアボーンキット「DS218j」、「DS218play」、「DS118」を正式発表し、発売した。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格は順に22,300円前後、28,900円前後、21,000円前後の見込み。
DS218j
DS218jは日本で人気の「DS216j」の後継モデル。CPUは従来と同じ「Marvell Armada 385 88F6820」(デュアルコア1.3GHz)だが、動作クロックが1GHzから1.3GHzに向上し、シーケンシャルライト速度が14%、暗号化速度が18%向上した。
メモリはDDR3 512MBで、3.5インチまたは2.5インチSATA HDD/SSDを2基搭載可能(2.5インチはオプションのディスクホルダーを使用)。内部ファイルシステムはext4で、外部ファイルシステムはext4/ext3/FAT/NTFS/HFS+/exFATをサポート。対応構成はSynology Hybrid RAID、Basic、JBOD、RAID 0/1。
インターフェイスはUSB 3.0×2、Gigabit Ethernet。本体サイズは100×225.5×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量は880g。
DS218play
DS218playは「DS216play」の後継にあたり、従来デュアルコア/32bit/1.5GHzだったCPU「STM STiH412」が、クアッドコア/64bit/1.4GHzの「Realtek RTD1296」に変更され、処理速度が向上した。
メモリはDDR4 1GBで、3.5インチまたは2.5インチSATA HDD/SSDを2基搭載可能(2.5インチはオプションのディスクホルダーを使用)。内部ファイルシステムはext4で、外部ファイルシステムはext4/ext3/FAT/NTFS/HFS+/exFATをサポート。対応構成はSynology Hybrid RAID、Basic、JBOD、RAID 0/1。
インターフェイスはUSB 3.0×2、Gigabit Ethernet。本体サイズはDS218jと共通で、重量は870g。
DS118
DS118は「DS116」の後継モデルで、1ドライブのみ対応の製品。CPUは従来のMarvell Armada 385 88F6820(デュアルコア1.8GHz)から、DS218playと同じRealtek RTD1296に変更され、処理速度が向上した。
メモリはDDR4 1GBで、3.5インチまたは2.5インチSATA HDD/SSDを1基搭載可能(2.5インチはオプションのディスクホルダーを使用)。内部ファイルシステムはext4で、外部ファイルシステムはext4/ext3/FAT/NTFS/HFS+/exFATをサポート。RAIDには非対応。
インターフェイスはUSB 3.0×2、Gigabit Ethernet。本体サイズは71×224×166mm(同)、重量は700g。