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懐かしの「IntelliMouse Explorer」が3,200dpiで復活
2017年10月18日 12:36
Microsoftの往年の光学式マウス「IntelliMouse Explorer」が復活する。Surfaceのアクセサリページで予告が掲載された。新製品の名前は「Microsoft Classic IntelliMouse」だ。
IntelliMouse Explorerと言えば、1999年に発表された光学式マウスだ。それまでのマウスはボール式が一般的であり、ゴミを本体内に巻き込んでしまうためメンテナンスが必須であったが、光学式は複雑な機械機構を排除することで、メンテナンスフリーを実現した。これは当時、非常に画期的だった。
当初のIntelliMouse Explorerは独自の「IntelliEye」と呼ばれるセンサーを採用していた。メンテナンスフリーということもさることながら、IntelliEyeのトラッキング性能が高かく、長らく愛用していたゲーマーも多くいた。それから何回かのバージョンアップを経て進化してきているが、2006年に投入したモデルが最後となった。
今回復活するMicrosoft Classic IntelliMouseでは、このIntelliMouse Explorerのフォルムを踏襲しつつ、解像度が3,200dpiまで引き上げられた。2006年に投入したモデルが400dpiだったのだが、あれからディスプレイの解像度は飛躍的に向上したため、順当な進化を遂げたとも言える。
とは言え、18日時点ではそのほかの情報が公開されておらず、詳細はベールに包まれたままだ。
なお、Microsoft Classic IntelliMouseとともに「Surface Precision Mouse」も発表された。こちらは米国で11月9日より予約を開始し、価格は99.99ドル。
こちらはBluetooth LEを採用した6ボタンの光学式マウスで、最大3台のPCを切り替えて操作できる。チルト付きホイールにより、左右にもスクロールが可能。本体サイズは77.6×122.6×43.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は135gとなっている。