Wi-Fiで標準的に用いられている暗号化のためのWPA2プロトコルの脆弱性に関して、米Appleが近く対応パッチを提供予定であることが関係者への取材でわかった。
Appleでは、すでにこの問題を認識しており、現在、iOS、macOS、watchOS、tvOSのすべてのOSについて、対応パッチのベータ版を検証中。今後数週間の内に、正式版を公開予定という。ユーザーはかならず自動アップデートを受けられるよう端末を設定しておこう。
問題の内容は関連記事を参照されたいが、WPA2プロトコルの脆弱性により、PCやスマートフォンなどの無線通信内容を読み取られたり、機器を乗っ取られる可能性などがある。