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Google フォト、特定人物の写真を特定の人と自動共有する機能などを追加

共有ライブラリ

 Googleは17日(米国時間)、Google フォトに対し、画像共有機能の追加を発表した。いずれも機械学習を応用したもので、多数の写真の中から写真を選び出す手間を省くもので、AIが選択した写真でフォトアルバムを作製するサービスも米国で開始された。

 多数の写真を撮影したさい、友人などに写真を共有し忘れることを防止する「Suggested Sharing」という機能が追加。AIが重要度の高そうな写真を自動で選び出し、友人や家族への共有を促してくれる。

 また、配偶者や親友同士などに撮影した写真を逐次共有できる「Shared Libraries(共有ライブラリ)」機能が追加。ライブラリを全て共有または、特定の日付や被写体となる人物を条件として共有する写真を絞り込む機能も用意される。同機能はAndroidとiOSを対象に数週間中に公開される予定。

 紙焼きのフォトアルバムの作製機能は、強力な検索機能により、日時や場所、被写体などで写真を容易に絞り込むことができる。さらに、画像認識技術によって重複や低画質なものが排除される。ユーザーはAIの提案を必要に応じて一部修正するだけですぐにフォトアルバムを注文できる。現時点で同サービスは米国でのみ提供されており、提供地域は順次拡大予定とされている。