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カシオ、世界初の3つの時刻取得システムを搭載した「G-SHOCK」

GPW-2000

 カシオ計算機株式会社は、3つの時刻取得システムを搭載したメンズ腕時計”G-SHOCK”「GPW-2000」を5月19日に発売する。税別価格は10万円。

 世界中どこにいても常に正しい時を刻み続けるための最新モジュール「Connectedエンジン 3-way」を搭載。腕時計としては世界で初めて、標準電波とGPS衛星電波、そしてBluetoothでスマートフォンを介したタイムサーバー接続の3つの時刻取得システムを備えた。

 航空コンセプトの「GRAVITYMASTER」シリーズに属し、その世界観をデザインと性能面で表現。文字板は航空機の計器をモチーフとし、取得した位置情報から緯度を9時側インダイアル、経度を6時側に設けた小窓で簡易表示。また、時計側のボタンを押した際の地点情報を時刻情報とともにスマートフォンの地図上に表示する「フライトログ」機能を搭載する。

 構造面では、バンドをファインレジンのシャフトカバーと、カーボンファイバーを封入したファインレンジのパーツで固定するビズレス方式を採用し、振動の影響によって緩むビズを排除した。また、衝撃/遠心重力/振動の3つの重力加速度に耐える「TRIPLE G RESIST」、引張耐久力の高い「カーボンファイバーインサートバンド」、JIS1種に準拠した耐磁、20気圧防水などを備える。

 受信電波はGPSが1,575.42MHz、標準電波が40kHz~77.5kHz。スマートフォンとはBluetooto LEで接続でき、通信距離は2m。世界28都市のワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、アラーム機能などを搭載する。電源はタフソーラーで、連続駆動時間はパワーセービング状態で約23カ月。

 本体サイズは66×57.2×18.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約198g。