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レノボ、Kaby Lake搭載になった14型大画面モバイル「ThinkPad T470s」

ThinkPad T470s

 レノボ・ジャパン株式会社は、ThinkPadの主力モデルを刷新し、本日より法人向けの受注を開始した。Web直販は後日を予定している。

 基本的に全モデルで第7世代Coreプロセッサ(Kaby Lake)へ移行しているが、一部モデルはWindows 7需要を鑑み、第6世代Coreプロセッサ(Skylake)もWindows 7とともにオプションとして残して提供する(後日予定)。

ThinkPad T470s

 「ThinkPad T470s」はレノボがまさに主力とする14型大画面モバイル。旧モデルのT460sから筐体は変更されていないが、12.5型のXシリーズよりも軽量なのが特徴。Web直販では15日より販売予定。

 同時発表のThinkPad X1 Carbonよりは重いが、税別直販価格は153,000円からと安く、Gigabit EthernetポートとSDカードスロットの標準装備や最大24GBのメモリ、液晶がタッチ対応可能といった面で差別化が図られている。

 主な仕様は、CPUにCore i5またはi7、メモリ4GB~24GB、最大1TBのSSD(NVMe選択可能)、1,920×1,080ドット(フルHD)またはタッチ対応フルHD、2,560×1,400ドット(WQHD)表示対応14型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10/10 Proなどを搭載する。

 インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.0×3、Gigabit Ethernet、HDMI出力などを搭載する。バッテリ駆動時間は約11時間。本体サイズは331×226.8×18.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.32kgより。

ThinkPad X270

ThinkPad X270

 「ThinkPad X270」はスタンダードな12.5型モバイルノート。ストレージはSSDに加えHDDも選択可能となっている。Web直販では2月10日より販売予定で、税別価格は137,000円より。

 主な仕様は、CPUにCore i3/i5/7、メモリ4GB~16GB、ストレージは最大1TBのHDDまたは512GBのSSD(NVMe選択可能)、12.5型の1,366×768ドット表示対応TNまたはIPS、フルHD表示対応IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10/10 Proを搭載する。

 インターフェイスはUSB 3.0×3(うち1基はType-C)、Gigabit Ethernet、HDMIなど。バッテリ駆動時間は最大約11時間。本体サイズは305.5×208.5×20.3mm(同)、重量は約1.43kgより。

ThinkPad Yoga 370

ThinkPad Yoga 370

 「ThinkPad Yoga 370」は従来の12型から13.3型へ大画面化した2in1モデル。Web直販では3月7日より販売予定で、税別価格は155,000円より。

 液晶が360度回転し、さまざまな形態で利用できるほか、アクティブペンによるペン入力をサポート。ペンは本体に格納でき、格納すると自動的に充電が行なわれるため、紛失と電池切れの可能性を軽減する。

 主な仕様は、CPUにCore i3/i5/7、メモリ8GB/16GB、最大1TBのSSD(NVMe選択可能)、フルHD表示/タッチ対応13.3型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10/10 Proを搭載する。

 インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.0×2、ミニネットワークポート、HDMIなど。バッテリ駆動時間は最大約12時間。本体サイズは313.5×222.2×18.2mm(同)、重量は約1.38kgより。

ThinkPad 13

ThinkPad 13

 「ThinkPad 13」は9万円台からのエントリー向け13.3型モバイル。Web直販ではCore i3以上のモデルが2月10日より、Celeronモデルが3月8日より販売予定で、税別価格はそれぞれ99,000円前後、9万円前後から。

 主な仕様は、CPUにCeleron/Core i3/i5/i7、最大16GBのメモリ、最大512GBのSSD、1,366×768ドット表示対応TN/フルHD表示対応IPS/フルHD表示+タッチ対応IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10/10 Proなどを選択可能。

 インターフェイスは、USB 3.0×4(うち1基はType-C)、HDMI出力など。バッテリ駆動時間は最大約14時間。本体サイズは322.4×222.8×19.8mm(同)、重量は約1.44kg。

ThinkPad L570

ThinkPad L570

 「ThinkPad L570」は15.6型液晶を搭載した企業向けメインストリーム向けモデル。税別直販価格は112,000円より。

 大画面ながら約13時間のバッテリ駆動を実現するほか、カメラ搭載モデルでは顔の位置を認識して自動的にマイクの集音方向を調整する機能を搭載。ミニD-Sub15ピンも引き続き備える。

 主な仕様は、CPUにCeleron/Core i3/i5/i7、最大32GBのメモリ、最大512GBのSSD(NVMe選択可能)/1TBのHDD、1,366×768ドット表示対応TN/フルHD表示対応15.6型IPS液晶、OSにWindows 10/10 Proなどを選択可能。

 インターフェイスは、USB 3.0×4、ミニD-Sub15ピン、Mini DisplayPort出力、Gigabit Ethernetなど。本体サイズは377×255×27.6mm(同)、重量は約2.38kg。