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Samsung、量子ドット採用の湾曲型ゲーミングディスプレイを発表
2016年8月30日 17:27
Samsung Electronicsは29日(ドイツ時間)、独ベルリンで9月2日~7日かけて開催されるエレクトロニクスショー「IFA 2016」にて展示予定の量子ドット採用の湾曲型ゲーミングディスプレイ「CFG70」および「CF791」を発表した。
湾曲型ゲーミングディスプレイでは世界初という量子ドットを採用した製品。量子ドット液晶ディスプレイは既存のものよりも発光効率がよく、色再現性が高いとされる。Samsungは量子ドットの採用によって輝度が高まり、明るいシーンや暗いシーンで埋もれてしまいがちな細部を際立たせることができるとしている。
CFG70は1,800Rのカーブを描いたディスプレイで、24型と27型を用意。応答速度は1msと高速で、湾曲型のゲーミングディスプレイでは初という。リフレッシュレートは144Hzをサポートする。
一方のCF791はカーブが1,500Rで34型サイズのディスプレイ。現時点におけるゲーミングディスプレイの中ではもっとも湾曲率が高いとする。リフレッシュレートは最大100Hzで、AMDのリフレッシュレート同期技術「Free Sync」に対応。解像度は不明ながら画面比率は21:9となる。
両モデルの発売時期や価格は不明。