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ASUS、実売98,500円のGeForce GTX 1080搭載ROG STRIXビデオカード

ROG STRIX-GTX1080-8G-GAMING

 ASUSは、ゲーミング向けROG STRIXブランドを冠したGeForce GTX 1080ビデオカード「ROG STRIX-GTX1080-8G-GAMING」を30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は98,500円前後の見込み。

 7月2日に発売した「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」の下位モデルで、クロックはリファレンスに準じる。基板からクーラーまで全てをオリジナル設計とした。ヒートシンクにはGPUコアとヒートパイプが直に接する「DirectCU III」を採用。ファンは独自ブレードを採用し風圧を高めつつ、騒音を抑えた「ウイングブレードゼロノイズファン」を3基搭載する。GPU温度が低い時はファンが自動停止する機構で、冷却性と静音性を両立させた。

 ファンの回りおよび背面のR.O.G.ロゴは使用時に光り、ユーティリティ上から光の色を自由に変更させたり、淡く明滅させたり、GPUの温度に応じて色を変えられる「Aura RGB Lightning」を備える。

 クーラーを除く全ての部品の取り付けを機械で自動的に行なうことで、高い製造精度を実現。従来2回行なう必要のあった基板に対する加熱工程を1回に減らすことで、コンデンサなど熱に弱い部品に起きる製造時の製造劣化を最小限に抑える。また、フラックスの完全廃止により、腐食を抑え長時間利用時の信頼性を高めた。電源回路は独自の高性能/高耐久部品「Super Alloy Power II」を採用し、チョークコイルの鳴きを抑えた。

 このほか、独自のハードウェアモニタリング&オーバークロックツール「GPU Tweak II」を添付。ゲーム配信が行なえる「XSplit Gamecaster」の1年間Premiumライセンスも付属する。

 主な仕様は、CUDAコア数が2,560基、コアベースクロックが1,607MHz(付属ソフトのOC Modeで1,632MHz駆動)、Boostクロックが1,733MHz(同1,771MHz)、メモリがGDDR5X 8GBで、バス幅が256bit、クロックが10GHz相当。ディスプレイインターフェイスはDVI-D、HDMI 2.0×2、DiplayPort 1.4×2。電源は8ピン+6ピン。

本体背面
Aura RGB Lightningでさまざまな色に発色できる