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家庭に溶け込む4色カラバリのVAIO C15が誕生

VAIO C15

 VAIO株式会社は、VAIOシリーズとしてデザインを重視した4色展開の15.5型ノートPC「VAIO C15」を発表した。8月5日より順次販売を開始する。

 それぞれ2色の基調カラーを組み合わせたデザインを採用しており、「ネイビー/グレー」、「オレンジ/カーキ」、「ホワイト/カッパー」、「イエロー/ブラック」で彩った4種類が用意されている。なお、イエロー/ブラックのモデルのみ9月9日の発売となる。価格は、店頭向けの標準仕様モデルが税別94,800円、Web直販のVAIO OWNER MADEモデルは同66,800円からとなる。

ネイビー/グレー
オレンジ/カーキ
ホワイト/カッパー
イエロー/ブラック

 実機写真を別記事に掲載しているので、そちらも参照して欲しい。

 C15はホームユースを想定した製品で、これまで通りVAIOのコンセプトである「快」を追求しつつ、家庭のリビングや書斎などに合うように性能よりもデザインを重視したモデルとなる。S11やS13などの“S”は上質といった意味の「Superior」を意味していたが、C15の“C”は「Colorful」や「Casual」といったこれまでのビジネス向けとは違った意味が込められている。

 キーボード面を見ると分かりやすいが、筐体は全て同じものの、カラーごとに着色位置が異なっており、4種類に個性がもたらされている。VAIOによれば、国内メーカーにおけるホームユース向けスタンダードノートにはデザインにこだわる人が選べるものが皆無であり、そういった層に向けて訴求する製品になっているとのこと。

 筐体はほぼVAIO S15を踏襲しているが、タッチパッドのクリックボタンが独立した2ボタン式であるほか、タッチパッドはS11が搭載している高性能なものを採用(Windows 10モデルのみ)。また、ミニD-Sub15ピンがなくなっているといった違いがある。

 今回このカラーリングを実現するために、金型を新規で起こして設計したといった違いもあり、色は塗装ではなく、IMR(In Mold Releases)フィルムを利用。メタリック感を高めるために金属蒸着が使われていることに加え、擦り傷などに対する耐久性を向上すべく、着色層の上にUVハードコート層が設けられている。

ネイビー/グレー
オレンジ/カーキ
ホワイト/カッパー
イエロー/ブラック

 動画をより楽しめるように本体前面の左右に大型スピーカーを搭載。VAIOシリーズの中でも1番の音圧を誇る。また、サブウーファーも実装されており、音に迫力が与えられている。

 標準仕様モデルの主な仕様は、CPUがCeleron 3215U(1.7GHz)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、15.5型HD(1,366×768ドット)非光沢液晶ディスプレイ、OSはWindows 10 Homeを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI出力、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。

 本体サイズは約380.8×260.8×26.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。

 Web直販のVAIO OWNER MADEモデルでは、Core i3や光沢パネル採用のフルHD(1,920×1,080ドット)液晶を選ぶことが可能。そのほか、ストレージのSSHD化、Microsoft Officeのプリインストールも可能となっている。

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