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ASUS、R.O.G.系Z170マザーMAXIMUS VIII HEROの改良版“ALPHA”を投入

ROG MAXIMUS VIII HERO ALPHA

 ASUSは、ゲーミングブランドR.O.G.シリーズから、Z170チップセットを搭載したATXマザーボード「ROG MAXIMUS VIII HERO ALPHA」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は41,000円前後の見込み。

 本製品は昨年(2015年)の8月にリリースされた「MAXIMUS VIII HERO」のバリエーションモデルとなり、同型の基板を採用。ただし、いくつか機能が追加されており、市販の5050タイプのLEDテープをピンヘッダに接続してデコレーションできる「ROG Aura」、U.2ポート、無線LAN/Bluetoothなどが搭載されている。

 このほか、キーボードのF1~F10キーにマクロ機能を追加する「KeyBot II」、ゲーム内の音を視覚化する「Sonic Radar II」、音の迫力を高める独自オーディオ機能「SupremeFX 2015」、通常のLANポートよりも1.9倍の静電気耐性を持った「LANGuard」、ネットワークゲームの通信優先度を任意に制御する「GameFirst IV」、メモリの一部領域をストレージとして利用する「RAMCache」、設定の自由度が高い独自ファンコントロール機能「Fan Xpert 3」、オーバークロック体制を高めたデジタルVRM「Extreme Engine Digi+」などといったR.O.G.シリーズならではの機能を備える。

 主な仕様は、ソケットがLGA1151、メモリはDDR4-3866まで対応し、4スロットを装備。最大搭載容量は64GB。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×3、同3.0 x1×3。ストレージインターフェイスは、U.2×2、M.2、SATA×6。

 そのほかのインターフェイスは、USB 3.1×2(1基はType-C)、USB 3.0×6、USB 2.0×6、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1、音声入出力などを装備。

背面インターフェイス

H110M-A/M.2

 また、ASUSはmicrATXフォームファクタのIntel H110チップセット搭載マザーボード「H110M-A/M.2」も同時に発売。価格は9,000円前後の見込み。

 低価格マザーボードながら、デジタル電源回路の「DIGI+ VRM」、省電力制御チップ「EPU」、PCI Express接続のM.2スロットの搭載などを特徴とする。

 主な仕様は、ソケットがLGA1151、メモリはDDR4-2133で2スロットを装備(最大32GB)。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×1、同2.0 x1×2。ストレージインターフェイスは、M.2、SATA×4。

 そのほかのインターフェイスとして、USB 3.0×4、USB 2.0×6、Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備する。

背面インターフェイス