PC短評
13.3型で3,200×1,800ドット表示、直販269ドルのノートPC「HeroBook Pro+」
2021年2月17日 06:55
CHUWIが発売した「HeroBook Pro+」は、直販価格269ドルながら、3,200×1,800ドットの高解像度表示が可能な13.3型IPS液晶を搭載するのが特徴のモバイルノートPCだ。
おもな仕様は、SoCにCeleron J3455、メモリ8GB、ストレージに128GB eMMC、OSにWindows 10 Homeなどを搭載。インターフェイスは、USB 3.0×2、Mini HDMI出力、無線LANはIEEE 802.11ac対応、Bluetooth、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。
筐体はポリカーボネートを採用しているのだが、そのためかCHUWI製ノートとしては比較的軽量で、重量は実測1,151gだった。一方で本体サイズは330×220.8×18.5mm(幅×奥行き×高さ)と一般的な13.3型相当である。
実際に手にしてみると、若干厚みを感じるが、その印象とは対照的に軽量なため、持ち運びやすい印象を受ける。性能面では、SoCがCeleron J3455と非力な半面、メモリ容量が8GBあるため、Webサイト閲覧やYouTubeなどのライトな動画再生であれば問題なく利用できた。
200万画素のWebカメラなども備えるため、Zoomなどのオンラインミーティングで使うこともできる。キーボードは英語配列だが、キーピッチ実測19mmと余裕があり、入力も安定して行なえる。
実売269ドルとかなり低価格なため、Webサイト閲覧など軽めの作業を行なうのはもちろんのこと、高解像度のセカンドディスプレイ的な使い方など、活用方法は色々とありそうだ。