PC短評

Ryzen 7とGeForce GTX 1660 Ti搭載するタフなゲーミングノート「ASUS TUF Gaming FX505DU」

「TUF Gaming FX505DU」(FX505DU-A7G1660T)

 ASUSの「TUF Gaming FX505DU」(FX505DU-A7G1660T)は、CPUにAMDの第2世代Ryzen 7 3750H(4コア/8スレッド、ベース2.3GHz/ブースト4GHz、Radeon RX Vega 10内蔵)を搭載し、GPUにGeForce GTX 1660 Ti(6GB)を備えるゲーミングノートで、税別価格は165,800円。

 米軍のMIL規格に準拠したテストをクリアし、振動、衝撃、高温、多湿、高高度、耐日射性を備えたミリタリーグレードの耐久性を持つという同社のゲーミングブランド「TUF」シリーズの第2世代Ryzen 7モバイルプロセッサ搭載モデルとなる。

 ベゼル幅が約6.5㎜の15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶ディスプレイを搭載。メモリは16GBのDDR4-2400、ストレージはPCIe 3.0 x2接続の512GB SSD、OSはWindows 10 Homeを備える。

 キーボードは英語配列で、RGBイルミネートを内蔵する。インターフェイスはHDMI×1、Gigabit Ethernet、USB 3.0×2、USB 2.0×1、音声入出力、IEEE 802.1111ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、92万画素のWebカメラなどを備える。ヘッドフォン利用時には仮想7.1ch音声が利用できるバーチャルサラウンドサウンド技術「DTS Headphone:X」をサポートするのが特徴。

 本体サイズは360×262×26.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.25kg。バッテリ駆動時間は約4.8時間。

 これまで発売していたIntel CPU搭載モデルに加えて新たに、AMD Ryzenシリーズを搭載したモデルも投入した「TUF」シリーズ。今回はグラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1660 Tiを搭載するというユニークな組み合わせの追加でさらにバリエーションが豊富になった印象だ。高性能ながら振動や衝撃に強いので、LANパーティーなど出先に持ち込んで使うのに最適な1台と言えるだろう。

右側面に端子類は備えていない
左側面にはDC IN、Gigabit Ethernet、HDMI出力、USB 2.0×1、USB 3.0×2、音声入出力と、すべての端子類が集中する
キーボードは英語配列のアイソレーションタイプ
キーピッチは実測で約18.5㎜
W/A/S/Dのゲームで使用する4キーが白色でハイライトされており、識別しやすい
液晶最大輝度
液晶最低輝度
15.6型ディスプレイはノングレア加工で、搭載パネルはフルHDのTFT
ACアダプタと電源ケーブルの重量は合わせて実測で約458gでかなり大きめ
天板は特徴的な頑強そうなデザイン。中央にASUSのロゴを備える
底面部には4隅にゴム足を備えるほか、中央部にはスリットもある
背面部に端子類は備えず、排気口が用意されている
PCMark 10の結果は4,341で、Ryzen 7の高性能が発揮されている