編集部・ライターの今年“これ買った”!

部屋にこもらないでゲームをやるための「ROG Zephyrus M16」

このコラムは、編集部員やライターがこの1年を振り返り、実際に買って「良かった!」と思う製品を簡単に紹介するコーナーです。
ASUS「ROG Zephyrus M16 GU603ZW」。※パームレスト、タッチパッドに手脂の付着を防ぐため非光沢のフィルムを貼っている

 筆者が今年購入した「パソコン」は、ASUSのゲーミングノートPC「ROG Zephyrus M16 GU603ZW」。Core i9-12900H、メモリ32GB、SSD 2TB、GeForce RTX 3070 Tiを搭載した「GU603ZW-I9R3070TIE」だ。購入価格はAmazonで34万9,800円だった。

 購入を決意した最大の理由はPCでゲームをプレイする時間が圧倒的に増えたから。自室にはRyzen 9 5950X & GeForce RTX 3090を搭載したデスクトップPCがあるが、1日中部屋に閉じこもってPCゲームをプレイしていたらさすがに妻に叱られてしまう。リビングで快適に最新3DゲームをプレイできるゲーミングノートPCが早急に必要となったのである。

 あと一応、第12世代(Alder Lake)のプロセッサで、PコアとEコアがどのように動作するのか実際に試してみたかったというPC Watch向きの理由もあるのだが、まあこれは後付けである。

 購入にあたってこだわったスペックは、第12世代Coreプロセッサ、ディスクリートGPU、16型ディスプレイ、そしてできるだけ軽いことと、USB Power Deliveryで動作可能なこと。本当はGeForce RTX 3080搭載モデルがほしかったが、当時はそれを条件にすると重量が2.5kg以上になってしまった。重量約2.05kg、バッテリ駆動時間約10.8時間というモバイル性を重視してROG Zephyrus M16を購入することにした。

 最初は購入したことをちょっと後悔した。というのも「Turbo」設定では冷却ファンがかなりうるさかったからだ。しかし「サイレント」設定にしてみたら当然のごとく静かで、しかもパフォーマンス低下は許容範囲だった(3DMarkのTime Spyで6640)。というわけで購入してから10カ月経ったが、いまでも非常に気に入っている。比較的軽快に持ち運べるゲーミングノートPCを探している方はぜひ参考にしていただきたい。

3DMarkのTime Spyを「Turbo」(左)設定と「サイレント」(右)設定で動作させてみた。「サイレント」設定でも「Turbo」設定の約61%のパフォーマンスを発揮する