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LG、AH-IPS液晶一体型のVMware View/PCoIP対応ゼロクライアント
(2013/4/25 16:20)
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、液晶ディスプレイ一体型のゼロクライアント「23CAV42K-D」、「19CNV42K-D」を5月上旬に発売する。価格はオープンプライス。
VMware View/PCoIPに対応するゼロクライアントで、プロセッサにはTeradici製のTERA 2(Teradici 2321)、メモリは512MBを搭載。液晶ディスプレイと一体化することで省スペース化。100mm VESAマウントにも対応する。
有線LANポートはGigabit Ethernet対応。Universal PoE(Power over Ethernet)にも対応しており、ケーブル1本でネットワークと電源を利用することもできる。UPoEを使用しない場合はAC電源での利用も可能。
映像インターフェイスとして、ほかのPCなどからの出力を液晶ディスプレイへ表示するためのD-Sub15ピン入力や、内蔵ゼロクライアントをデュアルディスプレイで利用するためのDVI-I出力を装備。そのほかのインターフェイスはUSB 2.0×6、音声入出力。1W×2のスピーカーも内蔵する。
スタンドは共通で、上15度/下5度のチルト調整、スイベル調整、130mmの高さ調整、90度ピボットが可能。
23CAV42K-Dは、23型のAH-IPSパネルを使用。解像度は1,920×1,080ドット、輝度は250cd/平方m、コントラスト比は1,000:1(最大500万:1)、応答速度は14ms(中間色)、視野角は上下/左右ともに178度。通常動作時の消費電力はD-Sub入力使用時が24W、PCoIP使用時が29W。本体サイズは544.2×225×386.5~516.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.56kg。
19CNV42K-Dは、19型のTNパネルを使用。解像度は1,440×900ドット、応答速度は5ms(同)、視野角は上下160度、左右170度。輝度、コントラスト比は23CAV42K-Dと同等。通常動作時の消費電力はD-Sub入力使用時が17W、PCoIP使用時が22W。本体サイズは440.2×225×370~500mm(同)、重量は4.55kg。