.biz

PC Watch .bizでは、法人向けの製品やサービスを取り上げます。

富士通、20時間超の駆動が可能な13.3型ノートなど法人向け新モデル

~10.1型Androidタブレットの新モデルも

ARROWS Tab M504/HA4
4月16日 発売

価格:オープンプライス

 富士通株式会社は16日、Android 4.2を搭載する10.1型Androidタブレットや、13.3型液晶搭載ノートなど、法人向け製品の新モデルを発売した。

 「ARROWS Tab M504/HA4」は、1,280×800ドット表示対応の10.1型IPS液晶を搭載するAndroidタブレット。直販価格は51,192円。発売は5月中旬。

 50音配列のソフトウェアキーボード入力や手書き入力が可能な日本語入力システム「NX!input」を搭載するほか、「カスタムメイドプラスサービス」による業務環境に合わせた環境を構築した状態で納品されるキッティングサービスも提供される。

 ハードウェアの仕様は、CPUがMediaTek MT8125(1.2GHz、クアッドコア)、メモリ1GB、ストレージ16GB、ディスプレイが1,280×800ドット対応10.1型IPS液晶(10点タッチ対応)、OSがAndroid 4.2。

 インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、約120万画素前面/約300万画素背面カメラ、microSDカードスロット、Micro HDMI出力、Micro USB 2.0、ヘッドフォン出力。ステレオスピーカーとマイクも内蔵する。

 バッテリ駆動時間は約13時間。本体サイズは272×186.5×10.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約570g。

「LIFEBOOK S904/J」

 また、ノートPCの「LIFEBOOK」シリーズも製品を拡充。13.3型液晶を搭載する「LIFEBOOK S904/J」を新たにラインナップした。発売は4月下旬。価格は標準構成で277,200円(税別)から、WWAN搭載モデルで336,100円(同)から。

 13.3型のフルHD(1,920×1,080ドット)またはIGZO/WQHD(2,560×1,440ドット)を選択可能なモバイルノート。タッチパネルの選択も可能。超圧縮ソリッドコア構造を採用することで天板への200kgfの加圧試験をクリアした堅牢性も特徴。

 また、大容量バッテリや、モバイルマルチベイに搭載する増設バッテリをオプションで用意。最大駆動時間(Windows 7使用時)はJEITA測定法2.0で約21.5時間、JEITA測定法1.0で約37.1時間に達する。大容量バッテリ使用時は約16.5時間(JEITA 2.0)/約28.6時間(JEITA 1.0)、標準バッテリ使用時は約5時間(JEITA 2.0)/約8.9時間(JEITA 1.0)。

 主な仕様はカスタマイズが可能。CPUはCore i5-4300U(1.9GHz、ビデオ機能内蔵)。メモリは2~10GB。ストレージはHDD 320GB/500GB/ハイブリッドHDD 320GB/暗号化機能付きHDD 320GB/暗号化機能付きSSD 128GB。光学ドライブはDVD-ROM/DVDスーパーマルチドライブ(モバイルマルチベイ使用)。OSはWindows 8.1 Pro 64bit、Windows 7 Professional(32bit/64bit)。ネットワークはGigabit Ethernetを標準搭載し、カスタマイズによりIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、Xi対応WWANなどを選択できる。

 標準搭載されるインターフェイスは、SDカードスロット、指紋センサー、約92万画素Webカメラ、USB 3.0×3、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力など。

 本体サイズは319×215×13.6~19.8mm(同)、標準バッテリ搭載時の重量は約1.21kg。

 このほか、1,366×768ドット表示対応13.3型液晶を搭載する「LIFEBOOK E734/H」に、PHS回線を利用して遠隔操作でデータ消去を行なう「CLEARSURE」に対応するモデルも5月下旬に提供を開始する。価格は273,100円(税別)より。

(多和田 新也)