.biz

PC Watch .bizでは、法人向けの製品やサービスを取り上げます。

レッツノート、IT担当者の負担を減らす機能を追加した法人向け「SR3」

SR3(法人向けモデル)

 パナソニック コネクト株式会社は、モバイルノート「レッツノートSR」シリーズより、「DFCI」に対応した法人向けモデル「SR3」を2月下旬から順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。

 SR3は、企業内にPCを導入/運用する際にIT担当者が通常手動で行なうBIOS設定をMicrosoft Intuneを使用してリモートで行なうことができる「DFCI(デバイスファームウェア構成インターフェイス)」に対応したモバイルノート。

 本機能により、カメラやBluetooth設定といったセキュリティ設定をクラウド上で対応でき、IT担当者や情報システム部門の負担を大幅に削減することができるという。なお、DFCI対応は同社が国内PCメーカーとしては初であるという。

DFCIに対応
本製品におけるDFCIで設定可能な6項目

 また、DFCI以外のセキュリティとして、Microsoftが提唱するデバイスセキュリティ要件「Secured-core PC」に標準対応するほか、なりすましを防止する「Windows Hello Enhanced Sign-in Security」や遠隔データ消去サービス「TRUST DELETE Biz」などをサポートする。

主なセキュリティ

 なお本製品は、A4サイズ未満のフットプリントに、アスペクト比3:2で12.4型のディスプレイを搭載した、最軽量モデルで約859gのモバイルノートであり、法人向けとして、5G/eSIM対応モデルやタッチパネル搭載モデルなどを追加。全15機種をラインナップする。

 一例として、「CF-SR3TKKAS」はCore i7-1270P、16GBメモリ、512GB SSD、Windows 11 Proなどを備えるほか、タッチパネルやバックライトキーボードを搭載し、重量は約1.029kg。

SR3の特徴
SR3のラインナップ