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NEC、世界最小クラスのA4カラーページプリンタ
2021年6月28日 10:00
NECは、世界最小クラスを謳うA4カラーページプリンタ「Color MultiWriter 4C150」、および複合機「Color MultiWriter 4F150」を発売した。価格は前者が10万9,780円、後者が15万3,780円。
新エンジンの搭載やドラムカートリッジの4色一体化などにより、従来機種から小型軽量化を実現し、世界最小クラスの筐体で、狭いスペースへの設置を可能にした。個人病院の窓口横や狭いバックヤードスペース、学校、テレワークをしている個人宅などに好適としている。
また、印刷速度が高速化され31ppm(片面)となった(従来は最高28ppm)。さらに、最大消費電力は1,200Wから980W(複合機は990W)となり、スタータートナーはカラー/モノクロとも約800ページから、カラー約1,500枚/モノクロ約2,500枚へと向上した。
複合機の4F150では、従来の「400F」からスキャン速度も高速化。モノクロ44ppmから45ppm、カラー14ppmから22ppmとなっている。さらに2.8型カラータッチパネルを搭載し、操作性を向上。USBメモリからの直接印刷やUSBメモリへの直接スキャン、50枚ADF付きの1パス両面読み取り対応スキャナを備える。
そのほかの仕様は、対応用紙がA4、印刷解像度が600×2,400dpi、最大給紙容量は約550枚(オプション給紙トレイ利用時)、メモリが512MBなどとなっている。寿命は10万ページまたは5年のいずれか早い方。本体サイズおよび重量は、4C150が410×430×255mm(幅×奥行き×高さ)/17.4kg、4F150が410×430×366mm(同)/約21.2kg。