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パナソニック、1.5mからの落下にも耐える10.1型Androidタブレット「FZ-A3」
2020年7月7日 13:00
パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社は、10.1型の高耐久Androidタブレット「FZ-A3」を7月15日より法人向けに発売する。価格はオープンプライス。
FZ-A3は、「FZ-A2」の後継機種にあたるAndroidタブレット。1.5mからコンクリート面への落下耐久やMIL-STD-810H準拠の耐振動、IP65準拠の防塵/防滴、動作時で-20～50℃の耐温度性など、高い堅牢性を特徴とする。従来機種と比べてサイズや重量はほぼ変わっていないが、落下耐性が1.2mから1.5mへ、低温耐性が-10℃から-20℃にそれぞれ強化された。
フィールドワークでの利用を想定し、最大輝度約800cd/平方mの10.1型1,920×1,200ドットタッチ対応液晶を搭載。屋外での視認性を確保した。画面の左右と下部に物理キーを備えるほか、手袋操作モード/スタイラスペンモード/水滴誤動作防止モードの3つの操作モードを用意し、操作性も高めている。
本体裏面には、バーコードリーダまたはUSB 2.0ポートと、スマートカードリーダを組みあわせて増設できる一体型アタッチメントを装着可能。用途にあわせたカスタムに対応する。高い耐久性とあわせて、冷蔵/冷凍倉庫などの物流からインフラ系、建設業などさまざまな分野で活用できるとしている。
従来はオプションとなっていたNFCは標準で内蔵され、社員証などと組みあわせてセキュリティの向上が図れる。Atom x5-Z8550からSnapdragon 660へのCPU変更などにより、全体的な性能も引き上げられており、OSはAndroid 9.0を搭載している。
バッテリは交換式のものが採用され、2本のバッテリが同時に装着可能。カバーとバッテリが一体になったデザインを採用し、容易に脱着できる機構となった。容量は3,200mAhの標準バッテリと、5,580mAhの大容量バッテリの2種類となる。
おもな仕様は、Snapdragon 660、LDDR4 4GB、64GB eMMC、10.1型1,920×1,200ドットタッチ対応液晶、Android 9.0などを搭載。Wi-FiモデルとLTEモデル(ドコモまたはau対応)を用意する。
インターフェイスは、USB 3.0 Type-C、USB 2.0、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、500万画素インカメラ、800万画素アウトカメラ、拡張バスコネクタ、音声入出力などを装備。センサー類は、GPS、明るさ、近接、地磁気、ジャイロ、加速度などを備える。
標準バッテリ装着時の本体サイズは272×196×16.4mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約892g/約903g(Wi-Fiモデル/LTEモデル)で、バッテリ駆動時間は約9時間/約7.5時間。
大容量バッテリ装着時は高さが26.2mmとなり、重量は約1,052g/約1,063g(同)で、バッテリ駆動時間は約15.5時間/約13時間(同)。
そのほかオプションとして、スタンドとしても使えるハンドストラップ、肩掛け用のショルダーストラップ、5連式バッテリチャージャー、拡張バスコネクタを通じてPCへのデータ転送などが可能なクレードルも用意する。
