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キヤノン、従来機から小型化を図ったA4モノクロレーザー複合機

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 キヤノン株式会社は、スモールオフィス向けのA4モノクロレーザー複合機「Satera MF260」シリーズ5機種を6月11日より発売する。価格はすべてオープンプライス。

 Satera MF260シリーズは、用紙のセットやトナーカートリッジの交換が前面から行なえるフロントオペレーションに対応した複合機。本体内部にA4用紙が収納できるクローズドトレイ方式を採用し、従来モデルから奥行きを43mm短縮するなど、省スペース化が図られている。

 A4用紙片面印刷で毎分28枚、ファーストプリントタイム約5.2秒の高速印刷を実現し、最短約1.6秒の節電モードからの復帰とあわせて素早い印刷が可能。加えて、A5用紙の印刷速度も高速化されている。

 スキャンしたデータを直接ネットワーク上の共有フォルダに保存したり、メールに添付して送信できる「SEND Lite」機能を搭載。また、PC向け専用ユーティリティ「MF Scan Utility」を利用し、スキャンデータをクラウドサービスに直接アップロードする機能もサポート。Wi-Fiを介して、最大5台までのスマートフォン・タブレットなどから同時に印刷やスキャンができる「ダイレクト接続」や、AirPrint/Mopriaなどのモバイルプリントにも対応する。

 共通の仕様としては、最大印刷解像度が2,400dpi相当、毎分の印刷速度が片面28枚、両面17.8枚、給紙容量はカセットが250枚、手差しトレイが1枚。対応用紙はA4/B5/A5/A6/レター/リーガル/はがき/封筒など。

 インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN。本体サイズは390×405×375mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.3kg~13.8kg(トナーカートリッジ含む)。