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デル、Kaby Lake-G搭載の15.6型2in1ワークステーション
~AIでアプリ動作を最適化する新機能も
2018年9月21日 13:45
デル株式会社は、15.6型2in1ワークステーション「Precision 5530 2-in-1」を発売した。税別直販価格は319,980円から。
360度回転ヒンジを採用した2in1で、4.7mm幅のベゼルレス設計により、15.6型のモバイルワークステーションとしては世界最小を謳う。
第7世代CoreプロセッサにRadeon RX Vega M GLグラフィックスを統合した、「Kaby Lake-G」プロセッサを採用し、外出先や移動中でもユーザーの創造力を最大限に引き出す処理能力を発揮するとしている。また、2in1ワークステーションで多用されるアプリにおいてISV認定を取得しているのも特徴。
ディスプレイは、上位モデルでは4K(3,840×2,160ドット)IPS非光沢パネルを採用し、Adobe RGBカバー率100%、1,500:1のコントラスト比と400cd/平方mの高輝度で屋外でもクリエイティブな作業を継続できるとする。
磁力でキーボードを支える「MagLevキーボード」を採用するほか、内蔵ジャイロ/加速度センサーで、膝の上か卓上なのかを判別し、温度調整によって膝上での作業では熱くなりすぎず、卓上作業時にはシステム性能を最大化する機能も備える。
ワークステーション向け最適化ソフト「Dell Precision Optimizer」では、プレミアムバージョンにアップグレードすることで、AIベースとしては世界初を謳う性能最適化機能を利用できる。同機能では、ユーザー指定のアプリの動作を学習し、機械学習を使用して最適化の方策を特定/適用することで、性能を向上させるとしている。
3つのモデルが用意され、Core i5-8305G(4コア/8スレッド、2.8GHz)、256GB NVMe SSD搭載のベーシックモデルが税別319,980円、ベーシックモデルからCPUをCore i7-8706G(同、3.1GHz)に変更したプレミアムモデルが同369,980円、プレミアムモデルからディスプレイを4Kに、SSDを512GBに増強した同429,980円となっている。
そのほかのおもな仕様は共通で、DDR4-2400メモリ8GB、OSにWindows 10 Proを搭載。
インターフェイスはThunderbolt 3×2、USB 3.1 Type-C×2、IEEE 802.11ac対応無線LAN(Intel Wireless-AC 8265)、Bluetooth 4.1、microSDカードリーダ、音声入出力。
バッテリは75WHrで、130W出力のACアダプタが付属する。本体サイズは354×235×9~16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2kg。