.biz
レノボ、手のひらサイズでQuadro搭載のワークステーション「ThinkStation P330 Tiny」など
2018年8月7日 12:29
レノボ・ジャパン株式会社は、エントリー向けのワークステーション「ThinkStation P330 Tiny」、「ThinkStation P330 Tower」、「ThinkStation P330 SFF」を発売した。
ThinkStation P330 Tiny
ThinkStation P330 TinyはISV認証つきワークステーションとしては世界最小の手のひらサイズを実現したモデル。
本体サイズは約34.5×183×179mm(幅×奥行き×高さ)と小型ながら、Quadro P620搭載モデルも用意。AutoCAD、Creo、SOLIDWORKSといったCADソリューションに対応し、STEM訓練および教育現場などにも最適としている。
CPU、メモリ、ストレージ、GPUの違いで4モデルが用意される。価格は下表のとおり。
モデル | 30CE000EJP | 30CE000AJP | 30CE000CJP | 30CE000DJP |
---|---|---|---|---|
税別直販価格 | 96,000円 | 102,000円 | 156,000円 | 218,000円 |
CPU | Core i3-8100(3.6GHz) | Core i5-8500T(2.1GHz) | Core i7-8700(2.4GHz) | |
メモリ | 4GB | 8GB | 16GB | |
ストレージ | 500GB HDD | 256GB NVMe SSD | 512GB NVMe SSD |
チップセットとOSは共通で、Intel Q370とWindows 10 Proを搭載。インターフェイスは、USB 3.1×2、USB 3.0×4(うち1基はType-C)、Gigabit Ethernet、DisplayPort、HDMI出力、音声入出力などを備える。重量は約1.3kg(最大構成)。
ThinkStation P330 Tower/SFF
ThinkStation P330 Towerはタワー型、ThinkStation P330 SFFはスリム型のワークステーション。TowerではVRに対応したQuadro P4000を、一方でSFFでは最高でQuadro P1000を選択可能。
CPUは第8世代Core i3/i5/i7またはXeon E、メモリは最大64GB、ストレージは4TBまでのHDD、2TBまでの2.5インチSSD、1TBまでのNVMe SSD、およびOptaneメモリー32GBなどを搭載可能。
インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.1×2、USB 3.0×5(うち1基はType-C)、USB 2.0×2、DisplayPort×2(内蔵グラフィックス用)、Gigabit Ethernet、シリアルポート、音声入出力などを搭載する。
本体サイズおよび重量は、Towerが165×328×376mm(同)/約10.6kg(最大構成)、SFFが92.5×305.6×343.5mm(同)/約6kg(最大構成)。