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レノボ、XeonやECCメモリが選択可能な「ThinkStation P310」

 レノボ・ジャパン株式会社は、エントリークラスのワークステーション「ThinkStation P310 Tower」および「ThinkStation P310 SFF」を発売した。

 いずれもCPUにSkylake世代のXeon E3-1240 v5(3.5GHz)/Core i7-6700(3.4GHz)/Core i5-6400(2.7GHz)が選択可能なデスクトップワークステーション。メモリも最大64GBで、ECCタイプを選択できる。2D/3D CADから軽度のシミュレーションや各種分析、映像編集作業に好適としている。

 Towerはタワー型、SFFはスリムタワー型筐体を採用する。TowerではビデオカードにQuadroi K2200またはM4000、ストレージに512GB NVMe SSD+4TB HDD×4などを選択可能。一方SSFではビデオカードにQuadro K620またはK1200、ストレージに512GB NVMe SSD+4TB HDD×2+1TB 2.5インチHDDを選択できる。

 インターフェイスはほぼ共通で、9in1メディカードリーダ、USB 3.0×6、USB 2.0×2、Gigabit Ethernetなどを搭載。本体サイズおよび重量は、Towerが約175×426×376mm(幅×奥行き×高さ)/約13kg、SSFが約102×395×338mm(同)/約9.2kg。

ThinkStation P310 SFF

PentiumやCeleronが選択できる「ThinkCentre M700」シリーズも

 また、既存の「ThinkCentre M900」をベースに、CPUにSkylakeアーキテクチャのPentiumやCeleronが選択可能な「ThinkCentre M700」も1月下旬より発売する。

 ラインナップは、容積1Lの「M700 Tiny」、幅約88mのデスクトップ「M700 Small」、1,600×900ドット表示対応20型液晶一体型の「M700z All-In-One」の3モデル。このうちTinyおよびSmallはM900の同シリーズと同様、防塵フィルタ「ダストシールド」を装備可能。ホコリの侵入を防ぎ、それによる筐体内の温度上昇を抑える。

左からThinkCentre M700 Tiny、M700 Small、M700z All-In-One

(劉 尭)