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レノボ、Skype for Business専用の会議室用端末

ThinkSmart Hub 500

 レノボ・ジャパン株式会社は、Skype for Business専用の会議室用端末「ThinkSmart Hub 500」を発売した。製品出荷は2018年2月中旬を予定している。税別直販価格は149,000円。

 Kaby Lake世代のCore i5を搭載し、OSにWindows 10 IoT Enterpriseを搭載。そのうえで「Skype Room System」を搭載しており、ワンタッチでSkype for Businessのオンライン会議に参加できることをウリとする。

 本体上部には360度に回転するタッチ操作用のディスプレイを装備。360度マイクも内蔵している。各ポートへの無断アクセスを防ぐセキュリティドアを備えるほか、本体の持ち去りを防ぐセキュリティポートも備える。

 HDMI入力を備えており、Skype for Business上でほかの人と画面を容易に共有できることも特徴。会議室で会議に参加しているユーザーのPCがたとえオフラインでも、そのPCの画面を会議室外のユーザーと共有できる。

 2月1日に都内で開かれたThinkPad/ThinkSmart発表会の冒頭では、レノボ・ジャパン株式会社代表取締役社長の留目真伸氏が挨拶。“働き方改革”が言われるなか、それは個人が中心となった改革ではなく、企業が主体となっている“働かせ改革”になっていないかということを問いかけた。

 「われわれはハードウェアメーカーとして、個人の働き方にあった多様なラインナップを提案することで、個人が主体の“働き方改革”を推進していきたい」と語り、個人が主体の働き方改革をしていくことで企業が変革し、それを新たなビジネスチャンスにつなげていくべきだと話した。

各ポートへの無断アクセスを防ぐセキュリティドア
企業の89%は、引っ越しやリフォームのさいにハドルルーム(4~6人規模の会議室)の設置を検討しているという
ハドルルーム向けのThinkSmart Hub 500
ThinkSmart Hub 500の模式図
Skype for Businessで予定されている会議にワンタッチで参加可能
オフラインのPCでも、HDMIケーブルを接続すれば……
容易に遠隔地に画面共有ができる
留目真伸氏
企業の変革
多様な働き方に最適なデバイスを提案するレノボ