Seagate、「Serial Attached SCSI」のコンソーシアムを発足

12月6日発表(現地時間)


 米Seagate Technologyは6日(現地時間)、COMPAQ、IBM、LSI Logic、Maxtorと共同で、SCSIの相互接続仕様を新たに開発する独立系のオープン・インダストリ・コンソーシアム「Serial Attached SCSIワーキンググループ」を発足したことを発表した。

 Serial Attached SCSIワーキンググループは、SCSIプロトコルを活用したシリアル仕様のポイント・ツー・ポイントのエンタープライズ向けデバイス接続インターフェイスを定義し、広範囲な価格帯と性能のストレージ製品をサポートしていくのが目的。また、オープンなフォーラムとして、順次各テクノロジ企業に呼びかけていくとしている。

 現在、Adaptec、富士通、日立、Qlogic、ServerWorks、Western Digitalといった企業が、同ワーキンググループへの支援を表明しているという。

 「Serial Attached SCSI」は、業界標準のパラレルSCSIおよびシリアルATAの技術を活用し、あらゆるシリアル接続機器をシームレスに接続することを実現するための技術。SANやNASなどに向けて、2004年の実用化を予定している。

□Seagate Technologyのホームページ(英文)
(12月12日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.seagate.com/

(2001年12月12日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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