VIA、低価格サーバー向けの64bit PCI拡張チップ「VPX-64」

Platform Conferenceで展示されたVPX-64

12月6日(現地時間) 発表



 VIA Technologiesは6日(現地時間)、低価格サーバー向けの64bit PCIコントローラチップ「VPX-64」を発表した。

 VPX-64は、同社のチップセット「Apollo Pro266T/P4X266A」などのオプションとして用意され、これらのチップセットに64bit PCIの機能を追加するチップ。チップ自体は27×27mmの265ピンPGAで、XIPと呼ばれるバスを利用してノースブリッジと接続される。ただし、XIPはAGPバスと排他利用となるため、VPX-64を搭載したマザーボードでは、AGPは使用できない。

 VPXの利用により、最大転送速度は533MB/secとなり、4つまでの64bit/66MHz PCI、もしくは6つの32bit/33MHz PCIを接続可能となる。VIAでは、P4X266Aなどコストパフォーマンスに優れたチップセットを利用できるため、OEMメーカーは、より安価にサーバープラットホームを実現できるとしている。

□VIA Technologiesのホームページ(英文)
http://www.viatech.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/en/Digital%20Library/pr_vpx.jsp
□White Paper(英文 PDF)
http://www.via.com.tw/en/apollo/VPX_whitepaper.PDF
□関連記事
【7月30日】【Platform】VIA TechnologiesがVPXチップなどを展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010730/pform03.htm

(2001年12月6日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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