富士フイルム、200万画素のMP3デジカメ「FinePix30i」
~携帯電話との接続も可能に

11月23日発売

標準価格:64,800円

連絡先:お客様コミュニケーションセンター
     Tel.03-3406-2982



 富士フイルム株式会社は、MP3再生に対応した200万画素デジタルカメラ「FinePix30i」を11月23日より発売する。価格は64,800円。

 同社製のMP3再生機能付きデジタルカメラ「FinePix40i」、「FinePix50i」のラインナップに加わった200万画素機。MP3再生機能のほか、auまたはツーカーの携帯電話に画像を転送する機能が付いた。音声でシャッターを切れる「パーティーモード」、画像に音声メモを添付できる「ボイスメモ」、最長4.5時間録音可能な「ボイスレコーディング」、PCに接続してインターネット経由で画像通信ができる「PCカメラ」など、遊べる機能も40i、50iから継承している。

シルバー、ローズピンク、オリオンブルーの3色が用意される レンズバリアは左斜め下に向かってスライドさせる BOSEのスピーカーと組み合わせてMP3再生

 MP3の再生可能時間は約4.5時間に伸びた。サンプリングレートは44.1kHz、ビットレートは128/112/96kbpsに対応する。50iと同型のリモコン付きヘッドホンも付属、リモコンの液晶に曲名などを表示できる。MP3データは撮影画像とともにスマートメディアに納められる。

 USBによるPCへの接続のほか、専用ケーブル(別売り、3,500円)による携帯電話への画像転送にも対応。対応している携帯電話はauとツーカーの一部機種。転送する画像は、FinePix30i上でトリミングできる。転送した画像は待ち受け画面にしたり、auやツーカーの携帯電話にメールで送ることができる。他キャリアの携帯電話へは、富士フイルムのオンライン画像サービスサイト「PictureJourney」やPCを経由する必要がある。

携帯電話と接続。FinePix30iの、リモコン用のコネクタに接続する 携帯電話へ転送する前に画像をトリミングできる 転送中

 有効200万画素の1/2.7インチ正方画素原色フィルターCCDを搭載。レンズは単焦点(35mmカメラ換算38mm)だが、マクロモードと最大2.5倍のデジタルズームを備える。画像処理プロセッサには、9月、10月に発売された同社製の200万画素機「FinePixA201」、「FinePix2600Z」、「FinePix2800Z」と同じものを採用。記録画素数は1,600×1,200ピクセル、1,280×960ピクセル、640×480ピクセルとなっている。また、320×240ピクセルで最長約20秒(AVI形式、Motion JPEG、10fps)の動画撮影にも対応している。光学ファインダーと、1.8型カラー液晶ディスプレイを備える。

 本体サイズは84.7×29.5×72.5mm(幅×奥行き×高さ)、電池などを含む重量は205g。レンズバリアとその周辺の色が3色から選べる。単3ニッケル水素充電池2本、充電器、ステレオヘッドホン、ソフトウェアなどが付属する。なお、50iにあったピクチャークレードルは本機ではオプションでも用意されない。


□富士フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj845.html

(2001年10月23日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]

I
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】

【Watch記事検索】


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.