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アダプテック、USB 2.0対応のUSBハブとインターフェイスPCカード
標準価格:オープンプライス
連絡先:サポートセンター
シュルツ氏は「サーバー市場向けには高速なRAID環境を、ネットワークソリューションとしてはiSCSIを展開していく。USB 2.0のソリューションは、現在4億台あると言われる、既存のデスクトップPCをメインターゲットとして順次展開する」と、今後の展望を語った。 また「我々はUSB 2.0への参入が他社よりも早かったことから、ソフト面でのアドバンテージがある。これによりUSB 2.0市場をリードし、リテール市場での確固たる地位を築くことができる」(同氏)としている。 続いて解説を行なったアダプテックジャパン プロダクトマネージャ若山 卓也氏は、「High-Speed USBの認証を取得し、アダプテック製のUSB 2.0対応インターフェイスにて動作確認が取れた周辺機器を対象に、オリジナルの“YES”ロゴをパッケージに添付し、マーケット展開していく」と、同社独自の相互接続テストを行なうことを明らかにした。
現時点でこの“YES”ロゴに賛同することが明らかになっているメーカーは、ソニー、ティアック、富士通、プレクスター、ヤマハ(50音順)などで、順次拡大していくという。
●USB 2.0対応のUSBハブ参入第1段
・オープンプライス 会場では、USBハブ参入第1弾として、USB 2.0/1.1に対応した3モデルを発表した。 USBハブポートを4ポート備えたスタンダードモデル「XHUB4」と、50×50mmまでの写真などを入れられるフォトフレームや、専用のスタンドを備えた「PLUS」モデルとして、USBハブを4ポート搭載の「XHUB4 PLUS」と、7ポート搭載の「XHUB7 PLUS」が用意される。 全モデル12月中旬より発売され、価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、「XHUB4」が8,000円前後、「XHUB4 PLUS」が9,000円前後、「XHUB7 PLUS」が12,000~13,000円の見込み。 対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。なおWindows XP用のUSB 2.0対応ドライバは付属しないため、Windows Updateにてダウンロードする必要がある。 ボディは、光沢のあるアルミニウムとプラスチックを採用したデザイン。「PLUS」モデルに装備されたハンガー状のスタンドは、各USBケーブルを束ねられる形状になっている。全モデルともスタッカブル仕様になっており、最大5台まで重ねて設置できる。
同社では「USBハブは机の上に置かれて使用されることが多いため、既存の工業的なデザインではなく、スタイリッシュなデザインを採用した」としている。
●USB 2.0対応PCカード
・オープンプライス Type2 PCカード用のUSB 2.0対応インターフェイス「USB2connect for Notebooks」(AUA-1420)を11月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円を切る見込み。 USBポートを2ポート備え、オプションで用意されるACアダプタから電源を供給することもできる。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP(Windows Updateにてドライバをダウンロード)。 同社では「日本国内ではデスクトップPCよりも、ノートブックPCの市場が大きいことから、PCカードタイプのインターフェイスにも参入を開始した」としている。
□アダプテックジャパンのホームページ
(2001年10月23日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp] |
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