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AMD、2001年第3四半期決算は1億8,692万ドルの赤字10月17日(現地時間) 発表
米AMDは、2001年第3四半期の決算を発表した。売上は7億6,587万ドル(対前期22%減)、リストラ費用などを除外した純損失は9,742万ドルとなり、1株当たりの純損失は0.28ドル。 米国会計基準に準拠した純損失は1億8,692万ドル、1株当たり純損失は0.54ドル。第2四半期は1,735万ドルの黒字だったが、一転して赤字に転落した。 第3四半期はAthlonおよびDuronが過去最高の販売数量となり、PC向けのプロセッサの総出荷数は770万個以上にのぼった。しかし、Intelとの競合により、平均販売単価(ASP)は第2四半期に比べ20%低下したことが損失の要因となった。 W.J.サンダース会長兼CEOは、「PC市場の不振が際立っている上に、主要な競合企業が当社の躍進を止めようとする中で、AMDは22%の範囲に市場シェアを維持しました。競合相手のこうした試みは、IntelのPentium 4プロセッサ搭載コンピュータの性能不足が明らかになるにつれて、失敗しつつあります。しかしながら、Intelによる急激な価格引き下げと、現金を注ぎ込んだ大規模マーケティング・プログラムは、AMDがIntel社と直接競合する市場セグメントにけるPCプロセッサの平均販売単価を引き下げる結果となりました」とリリースで述べている。 また、第4四半期も引き続き、AthlonとDuronの販売数量は記録を更新でき、価格低下の傾向は弱まる見込みとしているが、コストをカバーするには至らず、引き続き営業損失を計上すると予測している。
□AMDのホームページ(英文) (2001月10月18日)
[Reported by date@impress.co.jp] |
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