Intel、2001年第3四半期決算を発表
~買収関連費用を含めた純利益は前年比96%減の1億600万ドル
10月16日(現地時間) 発表
米Intelは16日(現地時間)、2001年第3四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比25%減の65億ドルで、第2四半期からは3%増加した。
また、買収関連費用を除いた純利益は6億5,500万ドルとなり、前年同期比77%の減少、第2四半期からは23%減少した。1株あたり利益は10セントとなり、前年同期の41セントから76%減少、第2四半期からは17%減少した。
買収関連費用を含めた純利益は1億600万ドルで、前年同期比96%の減少、第2四半期からは46%減少した。1株あたり利益は2セントで、前年同期の36セントから94%減少、第2四半期からは33%減少となった。
同社のクレイグ・R・バレットCEOは「この不安定な環境下においても、売上高、プロセッサの出荷数が第2四半期より上昇し、堅実な第3四半期決算を達成した。デスクトップPC向けCPUの製品計画を加速したことにより、Pentium 4やIntel 845チップセットの需要を喚起することができた。加えて、0.13μmプロセス技術の立ち上がりが当初の計画より速く進行し、現在の3つのFabに加えて、年末までにもう1つのFabが稼動する予定だ」と述べ、「経済情勢は世界全体において低迷しているが、今後も競争力を強化し、第4四半期にはプロセッサとフラッシュメモリの出荷数がゆるやかに拡大すると見込んでる」と説明している。
□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intc.com/pressroom/archive/releases/20011016corp.htm
(2001月10月17日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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