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IBM、世界最小クラスのP4搭載デスクトップPC「NetVista M41 Slim」など
連絡先:ダイヤルIBM
日本IBMでは9月7日に同社のコンシューマーデスクトップPCブランド「Aptiva」を廃止、従来企業向けモデルとされてきた「NetVista」にコンシューマー向けデスクトップPCを統合すると発表している。今回の製品はその最初のシリーズとなる。
・P4搭載スリムデスクトップ「NetVista M41 Slim」
NetVista M41 Slimは Pentium 4 1.6GHzを搭載するNetVista M41 Slim 6844シリーズ4モデルと、Pentium III 1GHzまたは、Celeron 950MHzを搭載するNetVista M41 Slim 6843シリーズ7モデルが用意される。 Pentium 4を搭載する6844シリーズでは、筐体サイズが92×260×315mm(幅×奥行き×高さ)、重量5.6kgとコンパクトながら、独自のダクト設計を用いた排熱機構により、Pentium 4の搭載を可能にしたという。排熱用ファンを大型化し、回転数を落とすことで、PC本体からのノイズも軽減している。 また、両シリーズとも、排熱用ファンを本体上部へ設置することで、オフィスなどでPCを使う場合、向かい側にいる人間に排熱が当たらないように工夫されている。 6844シリーズの主な仕様はCPU Pentium 4 1.6GHz、メモリ128MB(最大1GB)、HDD 40GB。チップセットはIntel 845で、ビデオチップはNVIDIA TNT2 Vanta(16MB)。24倍速のCD-ROMドライブまたは、8倍速書き込みのCD-RWドライブを搭載する。発売日は10月15日。 6843シリーズの仕様は、CP Pentium III 1GHzもしくは、Celeron 950MHz、メモリ64MB~128MB(最大512MB)、HDD 20~40GB。チップセットはIntel 810Eを搭載し、ビデオ機能はチップセット内蔵。発売日は10月3日。 そのほかの主な仕様は両シリーズ共通で、インターフェイスは100Base-TX対応Ethernet×1、USB×4(内2ポートは前面に配置)。ディスプレイ出力端子としてD-Sub 15ピン端子×1、DVI-D端子×1を搭載する。 OSはWindows 98 SEもしくはWindows 2000搭載モデルが用意され、Office XPバンドルモデルも用意される。
・P4 2GHz搭載のデスクトップPC「NetVista M41」
NetVista M41は、Pentium 4 1.6~2GHzを搭載したデスクトップPCで、Windows 98およびWindows 2000モデルが用意される。発売日は10月19日。 主な仕様は、メモリ 128MB~256MB(最大1.5GB)、HDD 40GB。チップセットはIntel 845で、ビデオチップはNVIDIA TNT2 Vanta。48倍速CD-ROMドライブまたは、16倍速書き込みのCD-RWドライブを搭載する。
(2001年10月3日)
[Reported by kiyomiya@impress.co.jp] |
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