キヤノン、1,200dpi対応の薄型A4フラットベッドスキャナなど

N1240U(左)とN676U(右)
9月中旬発売

標準価格:CanoScan N1240U:19,800円
CanoScan N676U:14,800円

連絡先:お客様相談センター
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 キヤノン株式会社は、USB接続の薄型A4フラットベッドスキャナ2機種を9月中旬より発売する。価格は、1,200dpi対応の「N1240U」が19,800円で、600dpi対応の「N676U」が14,800円。対応OSはWindows 98/Me/2000、Mac OS 8.6以降。

 2機種の相違点は、読み取り解像度と本体カラー、付属ソフトウェアなどで、ともに同社独自のLIDE(LED Indirect Exposure:LED間接露光読み取り方式)技術を採用したCIS(Contact Image Sensor)を搭載する。本体カラーは、N1240Uはスタイリッシュプラチナ、N676Uはスタイリッシュシルバー。

 光学解像度は、N1240Uは1,200×2,400dpi、N676Uは600×1,200dpi。色分解能は入力48bit、出力24bit。読み取り速度は、カラーが16ms/line、モノクロが5.3ms/line(ともに600dpi時)。インターフェイスはUSB 1.1で、バスパワーに対応する。また、縦置きスタンドが付属し、縦置きスキャンにも対応する。

 新たに、複数枚の原稿を一度に読み取る「マルチ写真スキャン」機能を搭載。本体前面には「3EZボタン」(トリプルイージーボタン)と呼ばれる「スキャン」、「コピー」、「Eメール添付」の3種類のボタンを装備する。

 そのほかにも、スキャンした画像を自動的に判別し、それぞれの画像に適したトーン補正を行なう「新オートトーン補正機能」や、原稿の暗部に付着した白いホコリの写り込みを補正・低減する「簡易ホコリ補正機能」を搭載する。

 本体サイズは共通で、256×383×34mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。ソフトウェアは画像編集ソフト「ArcSoft PhotoStudio 2000」と「Adobe Photoshop Elements(N1240Uのみ)」や、画像管理ソフト「ArcSoft PhotoBase」、OCRソフト「e.Typistエントリー」などが付属する。

縦置きスキャンに対応 N1240U N676U

□キヤノンのホームページ
http://www.canon.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2001-9/pr_n676u.html
□製品情報
http://www.canon-sales.co.jp/Product/CanoScan/n1240u/index-j.html(N1240U)
http://www.canon-sales.co.jp/Product/CanoScan/n676u/index-j.html(N676U)
□関連記事
【2000年8月23日】キヤノン、1,200dpiの薄型USBスキャナほか
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000823/canon.htm

(2001年9月3日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]

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