日本IBM、モバイルPentium III-M搭載の「ThinkPad T23」
--SXGA+液晶、48GB HDD、セキュリティチップ搭載モデルなど

8月10日 発売

IBMダイレクト価格:249,000円~409,000円

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 日本アイ・ビー・エム株式会社は、30日(現地時間)にIntelが発表した、最新モバイルCPU「モバイルPentium III-M」を搭載したノートPC「ThinkPad T23」を8月10日より発売する。モバイルPentium III-M 1.13GHzを搭載した「2647-9LJ(Windows 2000)/5LJ(Windows 98 SE)」、モバイルPentium III 866MHz搭載の「2647-6KJ(Windows 2000)/2KJ(Windows 98 SE)」の4モデルが用意され、IBMダイレクト価格は9LJが409,000円、5LJが399,000円、6KJが259,000円、2KJが249,000円。

 従来モデル「ThinkPad T22」のCPUなどを強化したモデルで、チップセットはIntel 830MP、ビデオチップにはS3 Super Savage IXC 16(16MB)を搭載する。PCカードスロットはType 2×2。Windows 2000モデル「6KJ/9LJ」では、複数のネットワーク設定を管理できるソフトウェア「IBM Access Connections」を搭載する。

 上位モデル「9LJ/5LJ」では、液晶に14.1インチTFT(1,400×1,050ドット)を採用し、CPUはモバイルPentium III-M 1.13GHz、メモリ128MB、HDD 48GB、8倍速DVD-ROMドライブを搭載する。

 また、電子商取引などを行なう際に、秘密鍵、公開鍵、電子署名などの利用をサポートする組み込み式のセキュリティチップを搭載。従来ソフトウェアのみで行なっていたユーザー認証や暗号化などをハードウェアとソフトウェアの両面から保護し、専用ソフトウェアを導入することで不正ユーザーのログインやHDD上の暗号化秘密鍵をより強固に保護できるようになったという。

 100Base-TX対応Ethernetやモデムを内蔵するほか、IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能も搭載する。バッテリ駆動時間は2.8時間。本体サイズは307×250×34.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.5kg。

 下位モデル「6KJ/2KJ」では、13.3インチ(1,024×768ドット)TFT液晶を採用し、モバイルPentium III-M 866MHz、メモリ128MB、HDD 15GB、24倍速CD-ROMドライブを搭載。

 100Base-TX対応Ethernetやモデムを内蔵。セキュリティチップや無線LAN機能は搭載しない。バッテリ駆動時間は3.25時間。本体サイズは304×250×33.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.34kg。

□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.com/jp/
□ニュースリリース
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2001/07311
□製品情報
http://www-6.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tpt2317/tpt2317a.html
□セキュリティチップに関する説明
http://www-6.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tpt2317/tpt2317i_s.html
□関連記事
【7月31日】Intel、モバイルPentium III-MとIntel 830チップセットを正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010731/intel.htm

(2001月7月31日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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