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Intel、ゲート長20nmトランジスタの開発を発表 |
左:ロバート・S・チャウ氏 右:城浩二 インテル株式会社取締役 |
右下がゲート長20nmのトランジスタ。IntelではDNAサイズとしている |
今回、発表したトランジスタのゲート長20nmで、昨年末に発表したゲート長30nmのトランジスタよりも30%縮小され、25%高速に動作するという。チャウ氏は、「このトランジスタをプロセッサの基礎として利用することで2007年頃に0.045μmプロセスで、10億個のトランジスタを集積し、約20GHzで動作するプロセッサを実現できる」と説明した。
2010年までのプロセス技術ロードマップ |
これらの研究成果により、「2010年までは(シリコンに集積されるトランジスタ数が2年ごとに2倍になるという)ムーアの法則を妨げる障害はない」とし、「今後もムーアの法則に沿った現在のペースで進化していく」と語った。
□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20010611tech.htm
□ニュースリリース(和訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2001/010612a.htm
□関連記事
【2000年12月12日】米Intel、0.03μmのCMOSトランジスタを開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001212/intel2.htm
(2001月6月12日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]
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