富士フイルム、光学6倍ズーム/330万画素ハニカムCCD搭載の「FinePix6900Z」

6月1日 発売

標準価格:135,000円

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 富士写真フイルム株式会社は、光学6倍ズームレンズと330万画素ハニカムCCDを搭載した「FinePix6900Z」を6月1日より発売する。価格は135,000円。

 レンズはスーパーEBCフジノン光学6倍ズームレンズ「スプレンディッシュ」(35mm換算35~210mm)を搭載、CCDには、3月に発売した「FinePix6800Z」と同じ第2世代の1/1.7インチ330万画素「スーパーCCDハニカム」を採用している。

 従来モデル「FinePix4900Z」から、CCDやボディカラーを変更、また、多重露光機能や黒白撮影機能、撮影画像のヒストグラム表示機能などが新たに追加された。

 記録画素数は2,832×2,128/2,048×1,536/1,280×960/640×480ピクセル。動画撮影機能も搭載し、320×240ピクセルで最大160秒の動画撮影が可能となっている(音声なし)。記録形式はMotion Jpegで、フレームレートは10fps。液晶モニタは2インチ低温ポリシリコンTFT。

マクロ撮影キット
 記録メディアはスマートメディアで、128MBメディアにも対応するが、本体にメディアは付属しない。PCとのインターフェイスはUSB。充電式のリチウムイオンバッテリやACアダプタ、専用USBケーブルなどが同梱される。本体サイズは110×93.5×78.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約410g(バッテリ、メディア除く)。

 また、マクロ撮影用リングフラッシュ「YUZO 14RDX」を利用可能とする「FinePix6900Zマクロ撮影キット」も6月17日より発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15~16万円程度。マクロ撮影キットを用いることで最短撮影距離(10cm)で31×23mmの画角が撮影可能(1,280×960ピクセル時)となる。同社では、医療用途や工業用途向けとしている。

 なお、富士写真フイルムの提供する写真画像管理サービス「Picture The Future」にも対応する。「Picture The Future」は、FinePixを中心に、より簡単な画像の管理/公開を目指すサービス。FinePixをUSBでPCと接続すると同梱のビューアーソフト「FinePix Viewer」が起動し、撮影画像の一覧表示が可能となるほか、インターネットを介して「FinePix Internet Service」に接続し、写真入りホームページ作成サービスや、アルバム作成サービスなどが利用できる。


□富士写真フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj769.html
□ニュースリリース(マクロ撮影キット)
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj772s.html
□関連記事
【2月1日】富士フイルム、ポルシェデザインの縦型デジタルカメラ「FinePix6800Z」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010201/fujifilm.htm
【2000年8月1日】富士フイルム、光学6倍ズームのハイスペック機「FinePix4900Z」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000801/fuji.htm

(2001年4月24日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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