富士フイルム、ポルシェデザインの縦型デジタルカメラ「FinePix6800Z」

3月4日より順次発売

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 富士写真フイルムは、ポルシェデザインによる新型ボディを採用したデジタルカメラ「FinePix6800Z」を3月4日に発売する。価格は128,000円。

 縦型のボディに、沈胴式の光学3倍ズームレンズ(35mm換算36~108mm相当)と、ハニカム330万画素のスーパーCCDハニカムを搭載。最大記録解像度は2,832×2,128ピクセル。同社独自のスーパーCCDハニカムは第2世代となり、画質が向上したという。記録メディアはスマートメディア。

 最大連続160秒の動画撮影機能(320×240ピクセル、10fps、Motion JPEGコーデック)、最長30秒のボイスメモ、最長1時間のボイスレコーディングなどの機能を備える。

 デジタルカメラには珍しくクレードルが付属しており、クレードルに置くだけで、充電と、USBによるPCとの接続が可能。バッテリは専用のリチウムイオンバッテリ(NP-80)。本体サイズは80×36.3×97.5mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリ込みの質量は約300g。

 また、同型のボディに、ハニカム216万画素CCDを搭載した「FinePix4800Z」を4月25日に発売する。価格は99,800円。スーパーCCDハニカムは第2世代ではなく、最大出力解像度が2,400×1,800ピクセルとなる。その他の仕様は、FinePix6800Zとほぼ同等で、レンズも3倍ズーム(35mm換算値も36~108mm相当)。

 発表会ではポルシェデザインの総帥であるF.A.ポルシェ氏のメッセージビデオが上演され、会場内でポルシェボクスターが展示されるなど、ポルシェデザインを強調した展示が行なわれた。

 また発表会場では、多数の実機が展示された。ポルシェデザインによるスタイリッシュなボディは金属部分が多く、クオリティも高い。スイッチ類も本体背面にまとめられており、撮影時のほとんどの操作は右手でできる。ボディの角はたち落とされ、モードダイヤルが露出して指がかけやすくなっている。モード表示用の丸い液晶のガラスも凹面で右手の親指が安定する。

 特徴の一つであるクレドールは、機能的には優れているが、ポルシェデザインの本体と比べるとデザインや素材がなおざりな印象を受けた。本体にふさわしい質感のクレードルがオプションでほしいところだ。

 なお、普及機「FinePix2300」も同時に発表されている。発売は3月4日で、価格は49,800円。211万画素CCDを搭載した単焦点レンズ機。8MBスマートメディアが同梱され、単3アルカリ乾電池4本で使える手軽さが特徴。

□富士写真フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□ニュースリリース(FinePix6800)
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj729.html
□ニュースリリース(FinePix4800)
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj730.html
□ニュースリリース(FinePix2300)
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj731.html

(2001年2月1日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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