カノープス、SPECTRAシリーズの技術を投入したCPUクーラー

3月下旬発売

標準価格:5,800円

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 カノープス株式会社は、ビデオカード「SPECTRAシリーズ」で培った技術を投入したAthlon/Duron用CPUクーラー「Firebird R7」を3月下旬から発売する。価格は5,800円。

 Firebird R7は、SPECTRAシリーズ開発チーム「G.I.Works」によって開発されたCPUクーラー。製品名となった「Firebird」は、CPUが発生する熱を効率よく発散し、羽ばたく鳥のようなデザインを採用したことから命名されたという。

 Firebird R7では、一体成形のアルミ押し出し材を利用し、CPUコアの接触面から効率的に熱が逃げるヒートプリズム構造を採用した。素材として銅を利用しなかった理由としては、銅は加工性が悪くベース板に放熱板を接合せざるを得ないため、熱抵抗が高くなってしまうからだとしている。

 ファンには、九州松下電器に特注した4,500rpmの流体軸受けファンを採用した。流体軸受けファンの採用により、静音性を高め、騒音の経年変化も低減できたという。なお、ファンの寿命(回転数が30%減少した状態)は20,000時間としている。

 SPECTRAシリーズで定番の、信越化学製の超低熱抵抗シリコングリス「G-765」、装着専用工具が付属する。また、CPUクリップは、Athlon/Duron用の「IronCraw-A」が付属し、Pentium III/Celeronに最適化した「IronCraw-370」、Pentium 4用の「IronCraw-P4」もオプションで用意されるほか、シリコングリス「G-765」単品も保守部品として販売される。

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2001/firebird.htm
□製品情報
http://www.canopus.co.jp/catalog/firebird/firebird-r7_index.htm

(2001年2月23日)

[Reported by taira@impress.co.jp]

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