|
ソニー、「P1」風デザインのP30/50など正式発表
4月10日より順次発売 標準価格:オープンプライス
連絡先:デジタルスチルカメラテクニカルインフォメーションセンター
同社のCyber-Shotシリーズは、個性のFシリーズ、実用性のSシリーズ、コンパクトなPシリーズという3つのラインナップが用意されている。Sシリーズが、2月15日に発表された「S75」1モデルと、カメラファン向けの本格派指向のシリーズと位置づけられた。そのため「DSC-P50」と、DSC-P30」は、従来のSシリーズの中堅機種「DSC-S50」と「DSC-S30」の実質的な後継機となっており、同社の一般向けモデルのメインストリームがPシリーズに移行されたといえる。 「DSC-P50」は、1/2.7インチ211万画素CCDを採用し、記録解像度は最大1,600×1,200ピクセル。店頭予想価格は約5万円。「DSC-P30」は、1/2.7インチ130万画素CCDを採用、記録解像度は1,280×960ピクセル。店頭予想価格は約4万円。両モデルともシルバーを基調にしたボディカラーだが、「P30」のほうが若干ブルーがかった色となっている。ともに4月10日より発売される。 そのほかのハードウェアの仕様は共通で、光学3倍ズームレンズ(35mm換算41~123mm相当)を備え、P1と同等の12bit A/Dコンバーターを搭載している。記録メディアはメモリースティックで4MBのメディアが付属する。USBによるPCとの接続も可能。 動画撮影機能も搭載しており、撮影モードは、プレゼンテーションモード(320×240ピクセル)、ビデオメールモード(160×112ピクセル)の2モードが用意される。記録形式はMPEG-1で、メモリースティック容量の上限まで記録可能。128MBメモリースティック使用時には、ビデオメールモードで90分、プレゼンテーションモードで22分の連続記録ができる。また、簡易編集機能も搭載している。なお、動画撮影時の音声記録はできない。
ソフトウェアは、プレイステーション2で画像加工などが可能な「ピクチャーパラダイスクラブ」やフォトレタッチソフト「PhotoSuite」などが付属する。 本体サイズは126×53.7×61.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約214g。一見すると「DSC-P1」(本体サイズ113.0×43.8×53.9mm)と同じ大きさに見えるが比較すると一回り大きくなっている。
レンズはカールツァイス製のディスタゴンで、180度回転レンズ機構により「自分撮り」も可能となっている。最大記録解像度は2,240×1,680ピクセル。 MPEG-1での動画撮影にも対応し、撮影モードはHQモード(320×240ピクセル)、プレゼンテーションモード(320×240ピクセル)、ビデオメールモード(160×112ピクセル)の3モードが用意される。連続動画記録はHQモード/プレゼンテーションモードが最大15秒、ビデオメールモードは最大1分。 USBによるPCとの接続も可能。メディアはメモリースティックで、8MBのメディアが付属する。バッテリはインフォリチウムバッテリ「NP-FS11」。本体サイズは約103×48×79mm。重量は約242g。
http://www.sony.co.jp/ □ニュースリリース http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200102/01-0222/ □関連記事 【2月11日】プロカメラマン山田久美夫のPMA前夜イベントレポート ソニー、一挙に7機種もの新製品を出展 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010211/pma01.htm 【2月15日】ソニー、カールツァイス製レンズ搭載の本格派指向デジカメ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010215/sony1.htm (2001年2月22日)
[Reported by usuda@impress.co.jp] |
I |
|