ソニー、カールツァイス製レンズ搭載の本格派指向デジカメ

4月10日 発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:デジタルスチルカメラテクニカルインフォメーションセンター
     Tel.0564-62-4979



 ソニーは、カールツァイス製レンズを採用したデジタルカメラ「DSC-S75」を4月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。

 同時に128MBのメモリースティックも発売される。価格はオープンプライスで、約3万円前後の見込み。

 CCDは1/1.8インチ334万画素(有効324万画素)で、レンズはカールツァイス製「バリオゾナー」3倍ズームレンズ(35mm換算32~102mm相当)を採用している。ADコンバータを14bit化したことで、ダイナミックレンジを拡大し、色階調の細分化を実現したという。静止画記録解像度は最大2,048×1,536ピクセル。

 S70などの従来機種では連続1分までだった動画記録を強化された。記録形式はMPEG-1で、撮影モードはHQモード(320×240ピクセル)、プレゼンテーションモード(320×240ピクセル)、ビデオメールモード(160×112ピクセル)の3モードが用意される。連続動画記録はHQモードが最大15秒だが、プレゼンテーションモードと、ビデオメールモードでは、メモリースティックの容量を使いきるまで撮影できる。128MBメモリースティック利用時にビデオメールモードで動画記録すると最大90分の連続撮影が可能。また、動画の巻き戻し/早送りがカメラ本体で可能となったほか、ファイルの分割/削除といった簡単な編集機能も備えている。

右端にジョグダイヤルを装備
 本体横にジョグダイヤルを装備し、EV、シャッター、絞りなどの調整が可能。また、マクロモードなど使用頻度の高い操作にダイレクトボタンを配置するなど操作性も向上した。暗所での撮影時に高輝度赤入りLEDを照射し、フォーカス精度を向上させるAF補助光や、AEロック機能を装備するほか、最大10コマのGIFアニメーションが作成できる「クリップモーション機能」を搭載する。

 USBポートを備え、PCとUSB接続してデータを転送できる。バッテリは同社のインフォリチウムバッテリ「NP-FM50」が付属し、連続駆動時間は約3時間。本体サイズは117×64×71mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約352g。

 プレイステーション2で画像加工などが可能なソフトウェア「ピクチャーパラダイスクラブ」や8MBのメモリースティックが付属する。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200102/01-0215/
□関連記事
【2月11日】PMA前夜イベント「DigitalFocus」レポート
ソニー、一挙に7機種もの新製品を出展
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010211/pma01.htm

(2001年2月15日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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